
13
2026.03.20
桜舞う古都を歩く♪うららかな春の鎌倉で楽しむ桜のスイーツ5選
柔らかな日差しが降り注ぎ、鶴岡八幡宮の参道・段葛の桜が開花して淡いピンク色に染まる季節。鎌倉の街は、一年で最も華やかな空気に包まれます。この時期は、老舗の和菓子店が守り続ける伝統の味から、路地裏の小さなベーカリーのスコーンなど職人のこだわりが詰まった「桜スイーツ」が街のあちこちに登場します。春の訪れを告げる甘い香りにつつまれるひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
路地裏の小さな焼き菓子の店「basic bake koto」

こぢんまりとした佇まい
小町通りの活気を背に、細い路地を静かに進んだ先。こぢんまりとした佇まいの「basic bake koto」は、素材の良さを大切にする焼き菓子店です。キャロットケーキや米粉とメレンゲで焼いたシフォンケーキなど、体にやさしい味わいが評判です。
「桜フィナンシェ」(432円)
この季節、テーブルに小さな春を運んでくれるのが「桜フィナンシェ」です。ホワイトチョコと桜の塩漬けをトッピングした桜の花の形を模した生地には、桜の葉と桜餡が練り込まれています。塩気と甘みがお互いに引き立ち合い、一口ごとに春の香りが広がります。
basic bake koto
ベーシック ベイク コト
桜のジュレが彩る春限定のあんみつ「しらたまや」

鎌倉らしい甘味処
細い路地が和の情緒を添える、隠れ家のような「しらたまや」。観光客でにぎわう小町通りの喧騒が嘘のような静寂が広がる甘味処です。あんみつの美味しさの秘密は、北海道産の大納言を4時間かけて煮詰めたあんこ、伊豆の最高級天草を中心に磯の香りがするよう数種類をブレンドした寒天など、素材のこだわりがある事。そして、沖縄産の黒糖を煮詰めた黒蜜が全体のバランスを整えるところにあります。
「桜あんみつ 抹茶セット」(1340円)
春限定の「特製桜あんみつ」は、桜の塩漬けを贅沢に使用したジュレが美しい甘味。淡いピンク色のジュレを口に含めば、ほのかな塩味が餡の甘みを引き立て、凛とした余韻が後味に残ります。散策の途中に立ち寄って抹茶とともに味わいたい、洗練された和のスイーツです。
「しらたまや」の記事はこちら
天然酵母が醸す春の香り「KIBIYAベーカリー」

キビネコの看板が待つベーカリー
御成通りから一歩足を踏み入れた場所にある「KIBIYAベーカリー」。自家製天然酵母と全粒粉、ライ麦を用いて焼き上げるパンは、噛みしめるほどに素材の力強い風味が広がります。
人気の「スコーン」
看板メニューのひとつのスコーンは、ザクザクとした力強い食感が特徴。定番のプレーンや紅茶など、日替わりで並ぶラインナップに、生地に桜の塩漬けを練り込んだ「桜スコーン」が加わります。全粒粉の香ばしさと、芳醇なバターの風味。そこに重なる桜の塩気が絶妙なアクセント。
「さくらスコーン」(320円)
この時期、もう一つ注目したいのが「さくらあんぱん」。こんがりと焼いたあんぱんの中央に桜の一花。ぜひ手に取ってみて。
「さくらあんぱん」(300円)
「KIBIYAベーカリー」の記事はこちら
KIBIYAベーカリー
キビヤベーカリ―
彩り豊かなお団子でお花見気分「さくらの夢見屋」

(左)「さくら餡」(220円)
小町通りを歩いていると、ショーケースに並ぶ色鮮やかなお団子に目が留まります。「さくらの夢見屋」には、定番のみたらしから季節の果物を使ったものまで、常時20種類ほどの品々が並びます。店の奥で、一つひとつ手作業で仕上げられるお団子は、その愛らしい見た目も相まって、道ゆく人々の心を弾ませます。

左から「さくらのみたらし」(200円)「抹茶餡」(220円)
淡いピンク色の餡に桜の塩漬けをあしらった「さくら餡」や、甘じょっぱさが癖になる「さくらのみたらし」を手に取れば、お花見の気分がより一層高まります。散策途中に立ち寄りたい1軒です。
和茶房 鎌倉 さくらの夢見屋 小町通り店
ワサボウ カマクラ サクラノユメミヤ コマチドオリテン
頼朝と政子の物語を紡ぐさくら餅「豊島屋菓寮 八十小路」

鳩サブレーで知られる豊島屋が営む「豊島屋菓寮 八十小路」。名物の「本わらび餅」と並んで、この季節に多くの人が心待ちにしているのが「段葛さくら餅」です。注文を受けてから一枚ずつ丁寧に焼き上げる生地には、細やかに刻まれた桜葉が練り込まれており、運ばれてきた瞬間から、辺りには春の柔らかな香りがふわりと立ち込めます。
お抹茶付きの「段葛さくら餅」(700円)
桜葉の香りが移った上品な白餡と生地を2枚の桜葉が包みます。この2枚の葉は、源頼朝と北条政子をイメージしているのだそう。古都の歴史に想いを馳せながら、温かい生地と滑らかな餡が織りなす繊細な味わいを噛みしめる。それは、鎌倉でしか味わえない、春のごちそうです。
豊島屋菓寮 八十小路
トシマヤカリョウ ハトコウジ
淡い桃色の花びらが舞う鎌倉の街で、心ときめく桜スイーツ巡り。古都の春の香りに包まれて、心豊かなひとときを過ごしてくださいね。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
高橋茉弓
の人気記事




















































