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2016.06.20
神楽坂で見つけた、隠れ家へ。「離島キッチン」で全国各地の島ごはん
※こちらの記事は、2016年6月20日に公開されたものです 都内にいながら、食の島旅ができるレストラン「離島キッチン」。こちらのお店では、本格的な全国各地の離島料理が食べられます。各島と連携をとりながらすべての食材を現地から取り寄せているので、島の旬な食材もそろっています。店内では、お店がセレクトした全国の離島のいいモノを買える物販スペースも。今回は、そんな今気になる神楽坂の「離島キッチン」をご紹介します。
約40の離島グルメが味わえる、神楽坂「離島キッチン」
離島のレトロな小屋をイメージした店内(2F)
神楽坂の赤城神社にほど近い場所にある「離島キッチン」は、日本全国の離島グルメが味わえるレストラン。さまざまな島の料理を楽しめるだけでなく、その土地の歴史や文化も感じられる新しい形態のお店として、注目を浴びているスポットです。
自治体が立ち上げた島の発信地
店内に飾られた海士町の写真と全国各地の島の特産品が並ぶ
こちらのお店を立ち上げたのは島根県海士町の観光協会。日本海に浮かぶ隠岐諸島のひとつである海士町は、中ノ島にある一島一町の小さな島です。 今から7年前、離島キッチンの代表を務める佐藤喬さんは、海士町だけでなく、全国の離島の食材や料理をPRすることを提案。キッチンカーでの移動販売からスタートし、昨年9月にレストランがオープンしました。
都内にいながら島めぐりができるご膳はいかが?
「島めぐりランチ御膳」(2000円)
こちらのお店を訪れたら、ぜひ食べてほしいのが「島めぐりランチ御膳」。日本全国津々浦々の離島グルメがまとめて味わえる、一番人気の定番メニューです。離島から直送で届くとれたての海産物や、旬の地物野菜を使ったおかずは約10種類。これに海士町のコシヒカリのごはんと、あご出汁のお吸い物が付くランチ膳は、心まで満たしてくれるほどボリューム満点です。
なかなか手に入らない島の“いいモノ”もあります
「ふくぎ茶」(600円)
また、店内では、島の天然素材でつくられた特産品の数々を販売。その中でもおすすめなのが、隠岐諸島海士町で飲まれている「ふくぎ茶」です。ふくぎとは和菓子の楊枝に使われるクロモジの木のことで、お茶にして飲む文化は珍しいそう。やさしいハーブの香りとすっきりとした味わいは、どんな料理にも合うのでおうちでもいただきたいですね。ほかにも、小豆島のイチゴジャムや、岩城島のグリーンレモンマーマレード、五島列島の五島牛カレーなど、島のいいモノがそろっています。ぜひ、おみやげに離島の逸品はいかがですか?
離島キッチン×ことりっぷ ディナーイベントも♪
イベントの様子
今回ご紹介した「離島キッチン」では、先日、ことりっぷマガジンVol.9夏号の発売を記念して、読者の方に参加していただくディナーイベントを開催しました。お食事は、ことりっぷマガジンで紹介している島の料理のみをご膳にした「ことりっぷオリジナル島ご膳」。島の料理を食べていただきながら、離島キッチンとことりっぷ編集部、そして島好き女子から、島の魅力をお話しさせていただくトークショーをさせていただきました。島の雰囲気を再現した店内で、島の写真を見たり、島のお話を聞いたりしながら離島料理を楽しむ時間は、まるで本当に島にいるような気分になりました。 離島キッチンでは、現在は約40の島とつながりがあるそうですが、今後はさらにその数は増える予定。みなさんも、「離島キッチン」で出会う初めての味をぜひ楽しんでくださいね。
離島キッチン
リトウキッチン
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