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2013.09.18
日本橋で楊枝ひと筋300年以上!「さるや」の楊枝はカッコカワイイ
1704年創業、日本で唯一の楊枝専門店「さるや」。 創業以来、ずっと変わらず、日本橋で楊枝を売り続けている、とっても歴史あるお店です。
女の子も使いたくなる、粋で、可愛い楊枝

たかが楊枝、されど楊枝。知られざる、楊枝の奥深い世界を知ることができるのが、楊枝専門店「さるや」です。なんと言っても、その歴史は長く、300年以上。8代目の山本一雄さんは、まるで楊枝博士のようです。 店名の「さるや」の由来は、猿は歯の色が白く、虫歯がなくて、楊枝の看板としてふさわしいとの説と、大通りで浪人が楊枝を削っていた時、猿をペットとしていたと言う説があり、昔は楊枝屋のこと全般を「さるや」と呼んでいたそうです。 今では、専門店が他になくなってしまい、楊枝職人も、全国でも数えるほどに。それでも、昔と変わらず、1本、1本、手作りしています。そんな職人の作る楊枝は、口に含むと、原料の黒文字の木の香りがふわっとします。歯の間に当ててみると、弾力があり、カリカリッと、気持ちよく歯の隙間に入っていきます。 また、使い心地だけでなく、和の包装紙を使用した、恋歌付きの「辻占い楊枝」(写真)20本315円など、粋な工夫が凝らしてあり、女の子だって楊枝がほしくなる、可愛らしさです。
おしゃれな楊枝入れもあります

昔ながらの絵柄や文字が、カッコイイ箱入りの楊枝。「大入箱」20本入り735円~(写真)。これに、6cmの楊枝が入る、「縮緬豆楊枝入れ」630円(メイン写真)を合わせて携帯すれば、可愛くて、羨ましがられること間違いなし。生地を染めるところから、こだわって作り、店頭には、他にもいろいろな柄や色があります。
まるで楊枝の博物館

店内には楊枝に関する展示もあります。「さるや」のお店のにぎわいが伝わる日本画だけでなく、片側が耳かきのようにふさふさした「ふさようじ」や、昭和初期に作られていた楊枝の原本など、楊枝の歴史がわかる展示物も。まるで、博物館にやってきたように楽しめます。

さるや
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