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2013.10.01
秋の高尾山は、おいしいものがいっぱいです。
※こちらの記事は2013年10月1日公開のものです。 都内から京王線にゆられて約1時間、お天気の良い日を見計らって気軽に出かけられる高尾山は、茶屋グルメの宝庫♪ 名物のとろろそばやなめこ汁、天狗焼きなどの高尾山グルメを味わいながら、秋トレッキングを楽しみましょう。
登山は苦手ですか? 高尾山はケーブルカーでも登れるのです

ふもとの清滝駅から高尾山駅までを結ぶケーブルカーに乗れば、標高472mまでは約6分。あっという間に大自然の中です。 ケーブルカーを降りたら、改札前にある香住(かすみ)へ直行し、高尾名物の「天狗焼き」(130円)を買いましょう。カワイイ天狗の中には、宗谷の塩を加えて炊いた大粒の黒豆がぎっしりつまった餡。これが、あとを引くおいしさなのです。
絶景テラスで食べる、モチモチのお団子

次に訪れたのは、「香住」からすぐの「十一丁目茶屋」。こちらの人気は、注文を受けてから焼く「天狗団子」(600円)。甘辛のみたらし団子3本と、ヨモギもちにこしあんをのせたヨモギ団子2本がお皿に乗って出てきます。受け取ったらテラス席へ。天気がいいと新宿副都心の超高層ビルや相模湾の江ノ島まで見渡せるパノラマビューが楽しめます。
”苦死”を切ってくれる縁起のいいゴマ団子

天狗様の御利益で知られるパワースポット「薬王院」の近くまで来ると、権現茶屋の店頭で炭火焼きしているゴマ団子(200円)の香ばしい香りに誘われます。 注文すると、焼き立ての串を切り、たっぷりの甘辛ダレを塗って手渡してくれます。この「串を切る」行為が、すなわち「苦死を絶つ」といわれ、縁起もののお団子として人気です。
すっぱ甘い、さわやかなソフトクリーム

次に訪れた薬王院境内に店をかまえる「喫茶小坊 一福」には、ここでしか食べられない高尾名物「権現力(ごんげんりき)ソフト」(300円)があります。 オリジナルのぶどう酢「権現力」が入っており、お酢パワーで疲れが吹き飛ぶスイーツです。
高尾山といえば、とろろそばです

ふもとの店から山頂の茶屋まで、20軒以上のお店で食べられるとろろそば。その昔、薬王院の参拝者の疲れをとるために、ある店で滋養のあるとろろそばを出したことから始まったそうです。 山頂から10分ほどのもみじ台にある「奥高尾 細田屋」のとろろそば(900円)は、青森県田子産の山芋を使用。だしでのばさないので、とろろの粘り強さと旨さがダイレクトに味わえます。 登山の疲労をおなかの中から癒し力づけてくれる気がします。 ひと通り食したら、満腹を抱えて下山です。 秋の高尾はじつにおいしいのです♪

高尾山
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小野沢啓子
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