私の大好きなもの、という名前のキャラメル屋さん

(c) MartinaAnkarfyr

キャラメル（スウェーデン語ではコーラ）といえば、クリスマス。お母さんがお鍋でお砂糖とバターをぐつぐつ。そして家中に立ちこめる甘い香り。みんなが大好きなキャラメルはスウェーデン人にとってそんなイメージなんだそう。お店の名前「ペールランス（Pärlans）」はスウェーデン語で「真珠」の他に、「私の大好きなもの」という意味もあるそうです。 ペールランスのキャラメルはすべてオーガニック素材からつくられています。基本の材料はとってもシンプル。砂糖とバターと生クリーム、やわらかい甘さと口当たりにするためのブドウ糖だけ。ペールランスではそこに色々な味のコンビネーションを加えることで、フランボワーズ味、シトロン＆バニラ味、カシス味、アップル＆アニス味、などなど約２０種類が作られています。

こんなキュートなキッチンから作られるんです

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ペールランスはカフェを併設しているので、ゆっくり椅子に座ってキャラメルを味わうこともできます。でも、それもいいのだけど、おすすめは、キャラメルを買ったらお店を出て、となりのキャラメル工場（というかキッチン）をウィンドウ越しにみながらキャラメルを食べること。アップにしたブロンドヘアーにバンダナ、真っ赤なルージュ、レトロなコスチュームに身を包んだ若い女性たちが、せっせと作業しているの見ながら食べるキャラメルは、より甘く、そしてちょこっとだけセピア色のなつかしさを感じたりして。

おみやげにもぴったりな、かわいいパッケージ

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オーガニック素材だけを使っているというのが特徴のペールランス。なのでパッケージもナチュラルテイスト。クラフト紙の箱に活版印刷のロゴ、そして丁寧にかけられたリボン。蓋を開けると白い紙できれいにつつまれたキャラメルがきれいに並んでいて、シンプルだけど、手作りのていねいさがとっても豊かな感じにしてくれます。もらった人が思わず笑顔になるおみやげを、見つけた気分です。 セーデルマルムに行った際は、是非のぞいてみてください。そうそう、キッチンでの作業風景は、店がクローズする前に終わってしまうこともあるので、早めの時間にいくのがおすすめです。