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2013.10.18
ステキな器とおいしいパンのコラボ♪「パンと器 yukkaya」で幸せ時間
陶芸家のご主人とパン職人の奥様が営むyukkaya。小さなカフェで美しい粉引きのお皿に乗ったサンドイッチをいただくと、とても贅沢な気分になります。

店内には、パン、カフェ、器の3つのコーナーがあります

JR南武線・京王線の分倍河原駅から3分ほど歩いた旧甲州街道沿いに、「パンと器 yukkaya」はあります。店名は沖縄の言葉で4日の意味。沖縄が好きで5年ほど暮らしていたというお2人が、週4日だけオープンするお店を始めた時にこの名前を付けました。ちなみに現在は週5~6日営業しています。 大きなガラスの引き戸を開けると、正面にはおいしそうなパンが並ぶカウンター、左側に使い勝手のよさそうな皿やカップが並ぶ器のコーナー、右手の窓際には小さなカフェが併設されています。香ばしいパンの香りが漂い、穏やかな音楽が静かに流れる店内に足を踏み入れると、なんだか気持ちが豊かになってくるようです。


2種類の自家製酵母と国産小麦で作る、もっちりパン

カウンターに25種類ほど並ぶパンは、それぞれに成分や発酵時間などの説明を書いたカードがあって、パンを選ぶ際の参考になります。自慢はバケットやカンパーニュなどの食事パン。噛むほどに小麦の甘さを感じる香ばしいクラスト(皮の部分)と、しっとりもっちりしたクラム(中身の部分)は、何年もかけ継ぎした自家製酵母だからこその味わいです。 季節の野菜や果物を使ったパンには、国立ノイフランクのソーセージなど、近くの食材を積極的に取り入れているそう。毎年、リピーターが楽しみにしている「ブルーベリーとクリームチーズのパン」には、近所の農園で摘んだブルーベリーがたっぷりと入っています♪

パンによく合う、シンプルでやさしい風合いの器

店内では、陶芸家であるご主人、粕谷修朗さんの作品を買うことができます。粉引きの器やカップは料理を選ばないシンプルなデザインで、日々の食事に使いたいものばかり。どこか素朴でやさしい風合いを持つ器は、奥様の奈津子さんが焼くパンのテイストと通じるものがありました。

ランチタイムは2種類のサンドイッチをいただけます

カフェでは、ランチタイムに2種類のサンドイッチを食べることができます。この日は「ツナとじゃがいも+にんじんサラダのサンドイッチ」を注文。たっぷりの具材をカンパーニュのパンではさんだサンドイッチには、サラダとほんのり甘いピクルスが添えてあって、野菜がいっぱい食べられるのがうれしい一品です。 コーヒーは、ご近所の「珈琲焙煎舎」の豆を使っています。こちらの豆は直火の手網で焙煎しているのが特徴で、フレンチプレスで1杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーは、奥深い味わいの後にほんのりと甘みが残ります。 ご主人の器でパンを出したいという長年の夢を叶えるために、今年8月にカフェを作ったと話す奈津子さん。作家さんの器というと、ちょっと敷居が高い感じがしますが、カフェでのさりげない器の使い方は普段使いの参考になり、家でも真似してみたくなります。

パンと器 yukkaya
パントウツワユッカヤ
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小野沢啓子
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