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2014.01.30
金沢・ひがし茶屋街から世界遺産・白川郷へ
JR東海ツアーズがこの冬お届けする、北陸の人気エリアをぐるっと巡るよくばりフリープラン「金沢&高山&白川郷ゆるり巡る冬のまち歩き2泊3日の旅」を利用してさっそく冬の北陸へ2泊3日のことりっぷにでかけました。 2日目の今回は、金沢でも人気の町、ひがし茶屋街をお散歩。そして、世界遺産・白川郷へ向かいます。
ひがし茶屋街をしっとりお散歩

朝、金沢市内のホテルから城下町らしい街並みを色濃く残すひがし茶屋街へ。 格子戸と石畳が続く雅な通りは、歩くだけでも風情が楽しめます。またお茶屋を改装した雑貨店やカフェなどが並び心躍ります。 さて、ここひがし茶屋街で、ぜひ見ておきたいのがお茶屋さん。しかしそのほとんどは「一見さんお断り」です。そんな中でも一部、見学ができるお茶屋さんがあります。今回は、現代アートが溶け込む異色のお茶屋さん「金沢ひがし茶屋街 懐華樓」へ訪れてみました。 こちらは築190年以上の昔ながらの茶屋で、現代美術作家による襖絵などの作品を随所に公開しており、お茶屋の風情と現代アートという異色のコラボレーションを見ることができます。 豪華な朱塗りの大階段や草木染の畳、金箔貼りの茶室、加賀友禅の花嫁のれんなど、華やかさも見どころのひとつ。囲炉裏を囲んだ喫茶スペースもあり、女将おすすめの自家製くずきり(黄金くずきり 1365円)が大人気。 お茶屋の新たな魅力を発見できる場所です。 ○金沢ひがし茶屋街 懐華樓 [所]金沢市東山1-14-8 [TEL]076-253-0591 [時間]9:00~17:00 [休]無休 [見学料]700円
スローライフを求めて白川郷へ

ひがし茶屋街を楽しんだら、金沢駅前からお昼過ぎに出る北陸鉄道バス(要予約)で世界遺産・白川郷へ♪ 白川郷に到着すると、そこは日本の原風景を今に伝える合掌造りの集落。受け継がれる文化と人々の暮らしが息づき、どこか懐かしさを感じることができます。 かつては秘境とよばれ、独自の風習や文化を育んできた白川郷は、1995(平成7)年に、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコの世界遺産に登録されました。 大きな三角の形をした合掌造りの中では、今も昔ながらの素朴な暮らしをしていますが、見学用に開放している家もあります。300年の歴史の中で、代々、名主や番所役人を務めた村の名家である「和田家」は、その代表ともいえ、白川郷最大規模の家屋は、国の重要文化財にも指定されています。また合掌家屋を利用した民宿や食事処、みやげ処もあり山里の情緒たっぷりの時間が過ごせますよ。 今年は1月18・25・26日、2月1・2・9・15日の7回、17:30~19:30のスケジュールでライトアップイベントを開催予定です。和田家周辺エリアなど5つのエリアで雪の中に温かい光が灯ります。 ○北陸鉄道バス [TEL]076-237-5115(テレホンサービスセンター) [時間]8:00~19:00 ○和田家 [所]白川村萩町997 [TEL]05769-6-1058 [時間]9:00~17:00 [休]不定休 [見学料]300円
白川郷の郷土料理をいただきます

白川郷は山や川でとれた自然の恵みがいっぱい。 川魚、飛騨牛、朴葉味噌焼き、山菜、手打ちそば…。 素朴でありながらも、心のこもった郷土料理がいただけます。 今回、昼食に訪れたのは、古い合掌造りの民家を移築した風情ある店内で郷土料理が味わえる「白水園」。特製の味噌で仕立てた独特のうまみが自慢の熊鍋が食べられる「おやじ和膳(2100円)」をいただきました。自家製赤かぶの漬物やにじますの甘露煮のほか、人気の飛騨牛石焼和膳(2850円)などメニューも充実です。 ○白水園 [所]白川村荻町354 [TEL]05769-6-1200 [時間]11:00〜15:00 [休]不定休
合掌造り民家園でぬくもりいっぱいの暮らし体感

昼食後、次に訪れたのは「野外博物館 合掌造り民家園」。園内には全25棟の合掌造りと、水車小屋や神社などもかつてのまま移築されており、公開されている民家の中では農耕具や機織機、養蚕の道具などが展示され、当時の暮らしをリアルに感じることができます。 中でも「中野長治郎家」では、そば茶の無料サービスもあり、ぽかぽかと囲炉裏のそばでのんびりくつろげますよ。また11月上旬~ 4月中旬の冬季限定で1杯200円で手作りのぜんざいもいただけます。お母さんたちが小豆から炊いたぜんざいは、栃の実やヨモギを練り込んだ手作りのお餅入り。そば茶を飲みながらゆっくり味わえますよ。こちらもおすすめです。 冬の白川郷の暮らしをプチ体験したら、夕方に出発する高山駅行きの濃飛バス(要予約)で飛騨地方の中心地・高山へ向かいます。 ○野外博物館 合掌造り民家園 [所]白川村萩町2499 [TEL]05769-6-1231 [時間]8:40~16:40(季節により変動あり) [休]12~3月は木曜休み、祝日の場合は前日休 [入園料]500円 ○濃飛バス [TEL]0577-32-1688 [時間]9:00~18:00
ホテルアソシア高山リゾートでリラックスタイム

高山駅に到着したら無料のシャトルバスで本日の宿泊先「ホテルアソシア高山リゾート」へ。 ヨーロピアンテイストのエレガントなリゾートホテルです。天然温泉や本格的な料理はもちろん、全客室から北アルプスが眺められるロケーションが魅力です。5階と7階にある展望大露天風呂からも北アルプスを一望でき、森に囲まれた併設のスパもリラックスできると好評です。夕食には和食かバイキングが選べます。 →次回は朝市見学から高山の町をめぐって帰路へ、2泊3日の旅もいよいよクライマックスです。 ○ホテルアソシア高山リゾート [所]高山市越後町1134 [TEL]0577-36-0001 [時間]IN15:00 OUT12:00

「金沢&高山&白川郷ゆるり巡る冬のまち歩き2泊3日の旅」JR東海ツアーズがこの冬お届けする、人気エリアをぐるっと巡るよくばりプランのご紹介です。※~2014年3月25日出発まで。
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