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2016.07.31
こだわりの“水出しコーヒー”をアレンジ♪ カフェオレのようなかき氷が人気。福岡「そふ珈琲」
※こちらの記事は2016年7月31日に公開されたものです 自家焙煎したネルドリップコーヒーと手作りスイーツが人気のお店「そふ珈琲」。郊外の住宅街に建ちながら、夏になると遠方からのファンも駆けつけるという名物「珈琲かき氷」が今年も登場しました。
紳士的なマスターが迎えてくれるアットホームな喫茶店
福岡・天神から車で約15分ほどの別府の住宅街に「そふ珈琲」はあります。 蝶ネクタイにアイロンのかかったシャツ、穏やかな物腰のマスターが出迎えてくれるこの喫茶店が産声をあげたのは、2012年のこと。店内はいつ訪れても、四季の移ろいを知らせる花々で彩られています。 “季節感をもって店を設えること”は、マスターが修業先の師匠から受け継いだ心意気なのだそう。 「花のこと、季節のこと、そして心の琴線に触れることについても、人と人とが目線を合わせて言葉を交わせる空間。喫茶店がそんなコミュニケーションの場になれたら」と語ります。
コーヒー豆(200g1100円)、ドリップバック(130円)を販売
そばには、団地や大学があり、子育て世代のママ、スーツ姿のサラリーマン、おばあちゃん、学生、あらゆる世代のお客さんがやってくるのだとか。 おうちでもコンビニでも気軽にコーヒーが楽しめる時代だからこそ、求められるのは「そふ珈琲」でしか味わえない上質な時間。マスターの腕が鳴ります。
ホットはネルドリップ、アイスは水出し
カウンターはお客さんと同じ目線の高さに設計しているのだとか
使用する豆は、農園から店頭まで、適正な品質管理がなされたスペシャルティコーヒー。温かいコーヒー(500円〜)は、マスターが手縫いした布製のフィルター・ネルを使ってドリップします。そうすることで、なめらかでコクのある仕上がりに。 “ほろにが”、“かろやか”といったように、テイストごとに分かりやすくネーミングされたメニュー名にもやさしさが感じられますね。
スタンダードは“ほろにが”の名でメニューにのる
水出しアイスコーヒーでつくる「珈琲かき氷」が話題に
高さ約15cm。ふんわり盛られたフォトジェニックなひと品
ゆっくり時間をかけて水出しする冷たいコーヒー(600円〜)も人気です。 なかでも、水出しコーヒーをアレンジしたひんやりスイーツ「珈琲かき氷」(750円)は夏期限定のメニューで、常連客が心待ちにする夏の風物詩となっています。 ふわふわの細かな氷の上にかけられたのは、濃い目に淹れた水出しコーヒー。中に閉じ込めたバニラアイスクリームは、氷と一緒にざくざくとくずして食べ進めていくと、だんだんと解けあってカフェオレのように変化します。トロリとかけられた練乳のまるみのある甘さがまた良し。
果肉の存在感がグッドな「いちごかき氷」
同じく夏季限定の「いちごかき氷」(750円)は、いちごのフレッシュな食感を大切にするため、使う分だけを当日シロップにするのだそう。アイスと解け合った姿はそう、いちごミルクを思わせます。
コーヒーのうまみをぷるぷるゼリーの中に
苦味の主張はあるのに後味すっきりな「水出しアイスコーヒーゼリー」
通年メニューの「水出しアイスコーヒーゼリー」(650円)も評判。苦みがクセになる無糖のゼリーを、バニラアイスクリームと自店製コーヒーリキュールの甘さとともに楽しむ大人のためのデザートです。 パティシエである奥さまが焼くベイクドチーズケーキやガトーショコラも人気が高く、週末限定のシュークリームのファンも多いのだとか。 こちらも要チェックですね。
そふ珈琲
ソフコーヒー
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