パンの街、神戸に昔ながらのパンを買いに
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パンの街、神戸に昔ながらのパンを買いに

神戸は横浜と並ぶ日本のパン発祥の地。そしてパンの消費量、消費金額でも全国第1位を誇ります。そのパンの激戦区で80年以上変わらぬ製法とレンガ窯で、食パンを焼き続けるお店を訪れました。

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今年82歳になるご主人と、手づくりのレンガ窯

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一層式のレンガ窯は、2時間以上かけてガスで内部を熱し、その余熱だけでパンを焼きます。すると、遠赤外線効果で熱の通りがとてもよく、サクサクとした軽い食感に焼きあがるのだそうです。

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パンから聞こえてくる「産声」がおいしさのあかし

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窯出しの瞬間を見せていただきました。 板の上に並べられた食パンからは、“ピキ、ピキ”という、はぜるような音が聞こえてきます。 これを竹内さんは「パンの産声」と呼び、おいしく焼きあがった合図なのだそうです。

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予約でほぼ完売の食パン

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食パンが焼きあがるのは、午後2時と4時の2回。焼きあがると半地下の窯場からお店に運ばれ、次々と白い紙で包まれていきます。 この紙で包まれたパンは、すでに予約が入っているもの。1日に平日で約60本、週末は80本ほどを焼きますが、そのほとんどが予約で売り切れてしまうそう。なかには毎月1回通って、20本近くまとめ買いをする人もいるといいます。

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機械を使わず、手ごねにこだわる理由

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この店では、道具の一つ一つも大切に守り続け、機械を使わない製法でパンを作っています。厚い一枚板の作業台は、先代が岡山まで探しに行ったもの。生地をこねたり丸めたり、レンガ窯と同様、大活躍。 昭和の戦争も、平成の震災も奇跡的にくぐり抜けたレンガ窯。この窯で焼かれる食パンには、トーストした時、軽い食感とともに、ガリッという香ばしさと独特の風味があります。日本一のパンの街、神戸でも、この味は唯一無二。80年以上の年月を経た窯だけに出せる味わいに違いありません。

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電話で予約して訪れたい

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食パンは1本810円。ほかに、バゲット410円、カンパーニュ930円、くるみパン500円、ぶどうパン大500円・小170円などがあり、当日の朝9時から電話で予約できます。

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