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2016.08.26
蛇口からクラフトビールが飲める♪日本一にも輝いた、盛岡の「ベアレン醸造所」
岩手県盛岡市の名物は、三大麺だけではありません。“世界に伝えたい日本のクラフトビール”のグランプリにも輝いた「ベアレン醸造所」のビールも、地元民がこよなく愛する「盛岡の名物」なんです。豊富な種類の中から、「ビールはちょっと苦手」という女性にもおすすめしたい、夏限定のクラフトビールをご紹介します。
蛇口からできたてビールが飲める!赤レンガ造りの醸造所

よく見ると、駐車場スペースにビールのペイントが
JR盛岡駅から車で約15分。街の賑やかさから少しだけ離れた国道沿い、赤レンガ造りの建物が見えてきます。ここが「ベアレン醸造所」。直売所も隣接していて、その場でサーバーから注ぐ、できたての樽ビールを味わうこともできます。

蛇口からできたての樽ビールを注いで。

「ベアレン」とは、ドイツ語で「熊」という意味。瓶ビールの王冠にも熊を発見
遊び心がつまったコーナーも、醸造所見学の楽しみのひとつ。醸造所内のレンガの壁には、モチーフである熊が顔をだしています。すぐ下の黄金の蛇口をひねると、なんとできたてのビールが!泡が立ちすぎないよう、蛇口をゆっくりひねるなど、注ぎ方にはコツがいるんだとか。 こだわりのクラフトビールは、おひとりさま1杯に限り、無料でテイスティングが可能。土日祝日の営業時間ならいつでも夢の蛇口ビールを体験できますよ。
“世界に伝えたい日本のクラフトビール”でグランプリ!

ドイツで造られた1906年製の銅製の仕込み釜で醸造。 ガラス越しに見学ができます
「ヨーロッパのおいしいビールを岩手にお届けしたい」という思いから、2001年に創業したベアレン。100年以上前から使われているモルトミルや仕込み釜をドイツから輸入し、ヨーロッパ伝統製法で醸造しています。 2015年には「日本外国特派員協会」が主催するコンテスト「世界に伝えたい日本のクラフトビール」で、グランプリを受賞。静岡の「ベアードビール」とともに、全国に200ある醸造所の頂点に選ばれました。
ビールが苦手な人にも人気、さわやか&フルーティーな夏季限定ビール

ラードラー(420円)。ラードラーとは「自転車乗り」の意味なんだとか
盛岡市民に絶大な人気を誇るベアレンビール。定番のクラシック、シュバルツ、アルトはもちろん、季節限定など種類が豊富なのも魅力のひとつです。 この時季のおすすめは「ラードラー」。ビールをレモネードで割ったドイツ発祥のフルーツビールで、アルコール度数は低め。日本ではベアレンが最初に製品化したそうですよ。 国産レモン果汁を使った爽やか&フルーティーな味わいは「ビールはちょっと苦手」という女性にも人気です。

仕込みごとにりんごの品種を変えて造られる イングリッシュサイダー(飲食店限定販売。価格は店舗により異なる)
ほかにも、岩手県産のりんごを100%使用した英国パブの伝統的なお酒「イングリッシュサイダー」など1年を通して数多くビールを提供しているベアレン。新しい商品の開発にも意欲的で、今後の展開も楽しみです。
直営店のほか、市内飲食店でもベアレンを味わえます。

入口の黒板には日々のおすすめが手書きで書かれています。
今春にオープンした「ビア&ヴルスト ベアレン」は、ベアレン醸造所の3店舗目となる直営レストランです。 店内はヨーロッパの立ち飲みパブのような雰囲気で、季節限定を含む6種類の工場直送樽生ビールを提供。盛岡駅ビルの地下にあるため、新幹線の時間ギリギリまで楽しめます!

ドイツ仕込みのソーセージは、コクのあるベアレンビールと相性ぴったり。
ベアレンの直営店はほかにも、岩手の食材をふんだんに使った料理と一緒に楽しめる「ビアパブベアレン材木町」、醸造所で造られるビール全種類を飲み比べできる「ビアバーベアレン中ノ橋」があります。
各店舗の詳細はこちら
盛岡市内には、直営店以外にもベアレンビールを提供している飲食店が多いので、見かけたらぜひオーダーしてみてくださいね。 また、毎回チケットが売り切れるほどの人気イベント「工場ビール祭り(オクトーバーフェスト:9/18〜9/21)」で、できたてのベアレンビールを飲み放題で楽しむのもおすすめ。 地元民をとりこにしてやまないこだわりのクラフトビール。この夏、盛岡で味わってみませんか?

ベアレンビール醸造所
ベアレンビールジョウゾウジョ
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西塚翔子
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