フィンランド人はお茶がお好き？

後ろの棚にはたくさんの茶葉が

「テーフオネ」は、2005年にフィンランド初のお茶の専門店としてオープンしました。 それ以来、たくさんのお茶ファンから親しまれ続けています。 コーヒーの消費量世界一の国といわれるフィンランドですが「お茶を愛するフィンランド人もたくさんいますよ」と店主のニーナさん。 アッサム、ダージリン、セイロンなど、いわゆる紅茶を始めとして、中国のプーアル茶や日本の玉露などが人気です。 ちなみに、ニーナさんのお気に入りは烏龍茶だそう。

まったりとしたお茶の時間

「お茶は香りが肝心」と販売コーナーでの丁寧な接客

小さな間口から店内に入ると、フロアには各国から運ばれて来たばかりのお茶の木箱が積まれ、棚にはお茶の葉が入った白い紙袋が整然と並びます。 脇には15席ほどの小さなティールームがあります。 シンプル＆清潔感あふれる空間でまったりとしたお茶のひと時が楽しめます。

まるで自宅のリビングルームにいるようなほっこり感

お茶の道具へのこだわりも忘れません

茶器への思い入れが感じられます

店内では、おいしいお茶の入れ方をヘルプする、いろいろなお茶の道具なども販売されています。 また、お茶の時間を楽しく演出してくれそうな急須やポット、そしてお茶缶などもディスプレイされています。 お店での茶器は、耐久性と扱い易さを優先させたものらしいのですが、北欧らしいシンプルなデザインで、裏面には「Théhuone」の名前が入るなど、店主のこだわりが感じられます。

おもてなしの心で接してくれます

「好みにあったお茶を見つけます」と店主ニーナさん

300種類もあるお茶の中から、自分の好みのお茶を選ぶのは意外に難しいもの。迷ってしまうのも無理はありません。 そんな時はお店のスタッフに気軽に相談してみて。 お茶メニューのファイルをめくりながら、好みに合ったお茶を親身になって時間をかけて探してくれます。 また、種類によってそれぞれ違うお茶の入れ方も、丁寧に教えてくれます。 ヘルシンキで世界のお茶体験、してみませんか？