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2015.03.10
大阪・桜川で見つけた、小さなカヌレの専門店「カヌレ堂 カヌレ ドゥ ジャポン」
※こちらの記事は2015年3月10日に公開されたものです フランス・ボルドー地方の郷土菓子として日本でも人気が高い、カヌレ。そんなカヌレだけを専門に作っているというお店「カヌレ堂 CANELÉ du JAPON(カヌレ ドゥ ジャポン)」が大阪・桜川にあります。いろいろな味のカヌレを創作する小さなお店をのぞいてみました。
カヌレの描かれた暖簾が目印です
老舗餡子屋さんの倉庫を改装したお店
地下鉄千日前線桜川駅から徒歩5分。JRなんば駅からも徒歩10分ほどの場所にある「カヌレ堂 カヌレ ドゥ ジャポン」は、古い倉庫を改装して作ったという小さなお店です。カヌレが描かれた暖簾をくぐると、ガラス戸の奥にアンティークのショーケースがあり、かわいらしいカヌレが並んでいます。
古い道具を使うことで、味わいのある空間が生まれています
和と融合した、食材の魅力を楽しめる焼き菓子です
ショーケースに並んだ今日のカヌレ。和食器とも合います
こちらのお店のカヌレは、表面はこんがりと焼けていてカリッとした食感。中の生地はもっちり、しっとりしているのが特徴です。定番は、フランス伝統の味を再現したという「しろ」(110円)。ラム酒とバニラの香りが豊かな本場の味です。さらに「抹茶あんこ」(130円)や「黒豆きなこ」(140円)など、和の食材と組み合わせたカヌレもあります。日本の食材を使っているのでほうじ茶や緑茶にもよく合う味だとか。ちょうどいい小ぶりなサイズで、お茶請けにぴったりです。
カヌレにも使用している奈良・月ヶ瀬のお茶屋さん「たつみ茶園」のお茶。販売もしています
オフィスエリア・堂島に2号店がオープンしました
よく見るとランプシェードがカヌレの形をしています
2014年11月には、オフィスビルが立ち並ぶ堂島エリアの一角に2号店となるお店「CANELÉ du JAPON doudou」がオープンしました。カヌレ型をイメージした銅版と栗の木が印象的なショーケースは、ジュエリーショップのようです。旅をテーマに全国各地の食材とコラボしたカヌレなど、こちらのショップ限定のカヌレもあります。 ○CANELÉ du JAPON doudou 住所:大阪市北区堂島浜2-1-13 電話:070-6508-8880 営業時間:11:00~19:00 定休日:水曜 http://canele.jp/doudou
堂島店限定の「抹茶ピスタチオ」(150円)
新しい味との出会いがある、四季折々のカヌレ
てっぺんのくぼみにちょこんとのった食材がアクセント
各店では、毎月1日に季節限定のカヌレが登場します。食感や味のアクセントが効いたカヌレはどれも独創的で、旬の果実はもちろん、生地にショコラを加え5種類のベリーを乗せたものや、くわいと柚子を生地に混ぜ込んだものなども。”四季を楽しめるお菓子を表現したい”と、毎回スタッフがアイデアを持ち寄り創意工夫を凝らしているそうです。カラフルでかわいらしいカヌレを手土産に持って行けば、ティータイムが盛り上がりそうですね。
カヌレ堂 CANELÉ du JAPON
カヌレドウ カヌレ ドゥ ジャポン
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田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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