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2016.09.15
日本茶専門店の抹茶クリーム大福が話題。祖師ヶ谷大蔵「まごころ銘茶 松田園」
※こちらの記事は2016年9月15日に公開したものです。 「まごころ銘茶 松田園(まごころめいちゃ まつだえん)」は、静岡産藤枝茶を中心とした日本茶を販売しているお店。オリジナルの「抹茶クリーム大福」は、お茶の専門店が作ったからこその豊かな風味と鮮やかな色。もっちりとした食感にファンが急増中です。
茶所、静岡で100年以上続く製茶問屋の店
小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から「ウルトラマン商店街」を歩いて約8分。昭和30年代に建てられた団地のアーケード街「けやきロード祖師谷」に「まごころ銘茶 松田園」はあります。 もとは静岡県藤枝市で創業109年を迎え、お茶の味を決める製茶の仕上げ技術を競う品評会で受賞歴を持つ製茶問屋。こちらは約50年前に開業した直営店で、藤枝茶のほかに鹿児島産知覧茶、福岡産八女茶などの銘柄茶や茶器をそろえています。
3代目店主は日本茶インストラクター
店名にもなっている煎茶「まごころ銘茶」は、良質な茶葉の風味を生かしたまろやかな味で、のどごし爽やか。毎年4月下旬から並ぶ新茶は、摘みたての香りとコクのある甘みを楽しめると、1kg単位で購入する古くからのお客さんも多いそうです。
オリジナルブランドの「まごころ銘茶」(100g 540円〜3240円)
3代目ご主人の大畑勝弘さんは、日本茶インストラクター協会が認定する「日本茶インストラクター」。お茶のおいしい淹れ方やこつを教えてもらえるとともに、試飲もさせてもらえて、好みのお茶を見つけることができます。
抹茶の香りと苦みを感じる大人味の大福
外はもっちり、中はひんやりで口あたりがよい「抹茶クリーム大福」(1個140円)
日本茶に合うスイーツを作ろうと試行錯誤して生まれた「抹茶クリーム大福」は、皮に伸びのよいやわらかい餅を使用。抹茶餡と生クリームを入れ、全体の味のバランスを考えながらブレンドした京都産宇治や愛知産西尾の抹茶がまぶされています。 食べたいときに食べたい分だけゆっくりと味わってほしいと、すべて冷凍して販売。自然解凍して皮がやわらかくなり、餡とクリームが冷たいうちに食べるのがおすすめです。口に含むともっちりとろけて、抹茶の香りと苦みを感じます。濃厚な風味の抹茶餡と上品な甘みの生クリームもあいまって、お茶と合わせて味わいたくなります。
ほかに4つの味と季節の味も楽しめます
左から「栗クリーム大福」「ごまクリーム大福」「あずきクリーム大福」「ぷりんクリーム大福」(すべて各140円)
こちらの大福には、あずき、栗、ごま、カスタードの味もあります。また、春にはいちご、夏にはブルーベリー、冬にはチョコなど、季節限定の味も登場します。 どれも皮はもちもち、餡とクリームの相性も最高で、とくに栗+生クリームはモンブラン、カスタードクリーム+カラメルソースはプリンと、まるで洋菓子の味わい。手みやげや贈りものとしても喜ばれているそうですよ。どうぞお試しください。
まごころ銘茶 松田園
マゴコロメイチャマツダエン
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森田奈央
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