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2016.10.27
アップルパイからチーズケーキまで! りんご尽くしのデザートが味わえる農園カフェ「ミズサキノート」
※こちらの記事は2016年10月27日に公開されたものです。 りんごの名産地・岩手県奥州市江刺区にある「Mizusaki Note(ミズサキノート)」は、家具職人でもあるご主人と、料理上手な奥様が営むりんご農家直営カフェ。収穫期を迎えるこの時期は、採れたてのりんごをたっぷり使ったデザートが人気です。

採れたてのりんごを楽しむ贅沢なカフェタイム

赤く色づき収穫の時を待つ「及川りんご園」のりんごたち
金ケ崎ICから車でおよそ15分。のどかな田園風景が広がる奥州市江刺区水先に「ミズサキノート」はあります。 店の裏手にあるりんご畑は、オーナーの及川健児さん、由希子さんご夫婦が先代から受け継いだ「及川りんご園」。秋冬の実りの季節には、赤や黄色に色づいたりんごを窓から眺めながら、採れたてのりんごを使ったメニューをいただけるのが魅力です。

店内は靴を脱ぎスリッパに履き替えるスタイル。木と漆喰壁の質感が心地いい
奥州市江刺区は、昼夜の気温差や養分たっぷりの土をいかしたりんごのの栽培が盛ん。袋をかけず、太陽の光と手間をいっぱいかけたりんごは、全国的に高い評価を受けています。 「ミズサキノート」は、自家農園で育てた自慢の江刺産りんごを味わってもらうカフェ。同時に、隣接する家具工房「JP-STYLE(ジェーピースタイル)」の商品を展示・販売するギャラリーでもあります。

アイスクリームとの相性抜群。サクサク&ジューシーなアップルパイ

毎年9月頃から登場するアップルパイ(680円)。
カフェで提供するメニューは、すべて由希子さんの手作り。特にりんごを使ったレシピは「うちのりんごを美味しく味わってほしい」という思いのこもったものばかりです。 なかでも人気は「アップルパイ」。サクサクに焼き上げたパイの中には大きめにカットしたりんごがぎっしり。口に入れるとジューシーな果肉がほぐれ、甘酸っぱさが広がります。そのまま食べるのもおいしいですが、添えられたアイスクリームとの相性は抜群です。

その時期に採れる品種のりんごを使ったタルトやチーズケーキ、マフィンなども人気
「アップルパイ」は収穫が始まる9月から春までの期間限定メニューで、毎年この時期を楽しみにしているファンも多いのだとか。フィリングの仕込みに時間がかかるため、確実に食べたい人は3日前までに予約することをおすすめします。

最大7品種から選べる、3品種の飲み比べ(450円)。※時期や収穫量によって扱う品種や数量に変動あり
ジョナゴールド、さんさ、サンふじなど7品種のりんごを栽培している「及川りんご園」。それぞれのおいしさを味わえる100%ストレートジュースの「3品種の飲み比べ」も、りんご農家直営カフェならではのメニューです。

ジュースのほか、皮ごと煮込んだ自家製ジャム(800円)も店頭で販売。品種やフレーバーが豊富で人気
甘さ、酸味、色、香りなど、品種ごとに個性があっておもしろいので、感想を言い合いながら楽しむのもいいですね。 りんごジュースは店頭やオンラインショップでも販売。全国から注文が寄せられています。
オンラインでのご注文はこちらから

木のぬくもりを感じる家具や小物もどうぞ

キッズスペースの椅子やテーブル、おもちゃも健児さんの手づくり
カフェに隣接する家具工房「JP-STYLE(ジェーピースタイル)」では、オーダーを受けた家具の製作を行っています。 仙台の会社でグラフィックデザイナーをしていた健児さんは、同僚でプランナーだった由希子さんと結婚。その後健児さんは長野で家具づくりを学び、2003年に家具職人として独立。3年後、実家のりんご園を継ぐために帰郷し、2010年「ミズサキノート」を開業しました。 もちろん店内で使われている家具も、すべて健児さんが手がけたもの。漆喰壁のやさしい空間に木の質感をいかしたシンプルな家具がよくなじみ、居心地の良い素敵な空間を創り出しています。りんごをモチーフにしたネックレスや雑貨も人気があり、その場で購入することも可能。

シンプルで素朴な風合いのネックレスや雑貨も人気
今まさに収穫の本番を迎える江刺のりんご。 「ミズサキノート」では、収穫が終わる頃に毎年恒例の「りんごのおまつり」を開催。おまつりだけのりんごを使ったオリジナルメニューが登場するほか、県内外のクラフト作家が手がけたりんごモチーフの作品も並びます。 今年は、11月26日(土)、27日(日)の2日間の開催予定。 りんご畑に囲まれたカフェで、りんご尽くしの週末を楽しみませんか?
「りんごのおまつり」の情報はこちらから

Mizusaki Note
ミズサキノート
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