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2016.11.29
希少な“かに面”に出会えるかも!湯気までおいしい、金沢おでんの名店「赤玉」
冬の金沢を訪れたら、ぜひ味わいたいのが“金沢おでん”。かに面や車麩、バイ貝など、北陸ならではの具材を使っていることが特徴です。金沢随一の繁華街・片町にお店を構える「赤玉」は、“金沢おでん”の代表格。湯気までおいしいアツアツおでんが味わえます。
繁華街の中心で愛され続けてきた名店
「赤玉本店」のある金沢市片町は、金沢駅から車で約10分の場所にある金沢随一の繁華街。人と車がにぎやかに行き交う「スクランブル交差点」の一角に、「赤玉本店」の看板が輝いています。
「おでん」と書かれた赤い暖簾が店の目印。昭和2年の創業以来、長きにわたって地元の人たちに愛され続けてきたおでんの老舗です。 冬場になると、昼も夜も行列ができる人気ぶり。昼から夜まで休まず営業しており、比較的お店が空いている15~16時前後を狙って来店する常連客も少なくありません。
温かな湯気に包まれた店内

具材の詰まった大きなおでん鍋がぐつぐつ
湯気に包まれた店内には、厨房を囲むカウンター席と座敷があり、カウンター越しに気さくな会話が飛び交うアットホームな雰囲気です。
美味しさの秘訣は、創業時から受け継がれてきたシンプルな昆布だし。 三代目の女将が毎日丁寧に仕込みを行い、伝統の味を守り続けています。 様々な具材の旨みが溶け込んだだしが、おいしい香りの湯気となって食欲をそそります。
冬限定の「かに面」は、予約できない希少メニュー

冬の目玉メニューの「かに面」(時価1500円~)提供期間は11月6日から12月末ごろまで、予約不可
金沢おでんの冬の目玉といえば、“香箱(こうばこ)”と呼ばれるメスのズワイガニの甲羅に、カニの身や内子をぎっしり詰めた「かに面」です。 ミソが絡んだ内子や身に、おでんのだしがたっぷりと染みて、なんとも絶品。 提供期間は、カニ漁の解禁日である11月6日から12月末頃まで。 仕込みに時間がかかる上、シケで仕入れのできない日もあるため、予約はできません。 お店で出会えたらぜひとも味わいたい、冬の希少な一品です。
車麩、バイ貝、赤巻、金沢ならではの味を楽しんで

人気のネタの盛り合わせ。左上から時計回りに車麩(250円)、玉子焼き(300円)、ふかし(230円)、赤巻(130円)、カニしんじょう(350円)、エビしんじょう(300円)、バイ貝(時価300円~)
「金沢おでん」の特徴は、他では味わえない金沢ならではの具材が豊富なこと。 「車麩」は、旨みたっぷりのだしを吸い込んだ、車輪のような形の大きな麩。 寿司ネタとしても人気の「バイ貝」は、磯の香りと甘みが口いっぱいに広がります。 赤と白のうずまきが美しい「赤巻」や、赤玉名物の「海老しんじょ」、ふわふわと柔らかい「ふかし」などの練り物も、ぜひ味わいたい変わりネタです。 魚介や野菜など様々な具材の旨みが溶け込んだだし汁は、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさ。地元の人たちに愛され続ける名店で、金沢の冬を堪能してください。
お取り寄せでも楽しめる「赤玉」の味

お取り寄せできる「赤玉特製おでん」(おまかせ盛合せ1人前・1500円)
「赤玉」では、通信販売を行っています。 金沢ならではの具材を豊富に盛り込んだおまかせの盛り合わせ「赤玉特製おでん」や、国産牛肉を秘伝のタレで丁寧に煮込んだ「赤玉特製牛すじ」が大人気。 金沢で愛され続ける「赤玉」の味が手軽に楽しめます。
赤玉オンラインショップ
赤玉本店
あかだまほんてん
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中山由貴
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