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2016.12.21
【山梨・静岡/後編】運気パワーチャージの列車旅~交通費約5千円で、都心から富士山をぐるっと一周
JR全線の普通列車に乗り放題、5日(人)分が1セット(11850円)として発売される青春18きっぷ。青春18きっぷのいちばんの魅力は、1日のうちで何回でも途中下車ができて、普通列車に1日乗り放題ということ! 今回は、そんな「青春18きっぷ」を使って、東京から富士山をぐるりと一周。コバルトブルーの湧き水に出会えるスポットや温泉などパワースポットを巡る1泊2日の列車旅です。
山頂からの大パノラマも!「身延山久遠寺」を参拝
画像提供:身延山久遠寺
2日目は下部温泉駅から再び身延線に乗り、10分ほどの場所にある身延駅へ。ここには、日蓮宗の総本山として知られる「身延山久遠寺」があり、1年中を通して多くの参拝客が訪れます。三門から本堂へと続く287段の石段を登って参拝しましょう。
身延山山頂から見る富士山
片道の所要時間は7分。運賃は大人往復1400円。画像提供:身延山ロープウェイ
標高1153mの山頂にある奥之院まで足を運ぶなら、関東一の高低差763メートルを誇るロープウェイで向かいましょう。ちなみにこのロープウェイのデザインは、電車のデザインで知られる水戸岡鋭治氏によるもの。山頂の展望台からは、天気が良ければ富士山、駿河湾、伊豆半島、南アルプス、八ヶ岳連峰、奥秩父山系と360度の大パノラマを楽しむことができますよ。
身延山久遠寺
ミノブサンクオンジ
山梨から静岡へ。車窓からは富士山を間近に眺められる
山頂からの絶景でパワーをもらった後は、また身延線に乗車。静岡県の富士駅を目指します。静岡県に入ると車窓から富士山を望むことができます。特に沼久保駅と西富士宮駅の間は、富士山がよく見えますよ。 1時間20分ほどで富士駅に到着したら、今度は東海道線に乗り換え。車窓の左側に雄大な富士山の姿を見ながら三島駅を目指しましょう。30分ほどで三島駅へ到着したらバスで「柿田川公園」へ向かいます。
コバルトブルーの湧き水に浄化される「柿田川湧水」へ
柿田川湧水群の水は、富士山に降った雨や雪解け水が地下を通って湧き出たもの。四万十川、長良川と並んで日本三大清流に数えられているんです。こちらの公園内には展望台やボードウォークが設置され、水が湧き出ているスポットや美しい川の流れを眺めながら散策することができます。見ているだけで、心身ともに浄化されるようですね。ちなみに、公園内にある「貴船神社」は縁結びのパワースポットとしても人気なので、こちらを参拝することもお忘れなく。
柿田川湧水の記事はこちら
最後は東海道線で三島駅から東京まで、2時間の電車の旅
これで今回のパワースポット巡りの旅は終了です。三島駅まで戻ったら再び東海道線に乗車。その前に、三島名物の「みしまコロッケ」を売店で買いましょう。三島駅から2時間ほど電車に揺られれば、東京駅に到着です。 ********** 山梨県から静岡県へ、富士山をぐるりと1周しながら温泉にもつかってパワーチャージできるこのプラン。初詣の時期にもぴったりですよ。 ※年末、年始は特別ダイヤになることがございますので、鉄道各社のホームページで時刻表をご確認ください。
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相馬由子
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