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2015.05.19
疏水のほとりではんなり過ごせる「café de 505」
※こちらの記事は2015年5月19日に公開されたものです。 平安神宮の鎮座する京都一の文化ゾーン・岡崎にある京都国立近代美術館内には、傍らを流れゆく琵琶湖疏水をテラス席で眺めながらのんびりできる「café de 505(カフェ ド ゴマルゴ)」があります。
美術館に併設の川沿いのカフェ
地下鉄東山駅の1番出口から平安神宮のある方向を目指し、白川沿いの細い道を歩くこと10分。朱色の大鳥居のすぐ西側に京都国立近代美術館が建っています。「café de 505」はこの美術館にあるミュージアムカフェなのですが、展覧会の入場券がなくても利用できるので、岡崎エリアの散策途中にふらりと立ち寄れるのが魅力です。
心も解放させてくれるようなオープンスペース
店内はカジュアルながら落ち着いた雰囲気。美術書なども用意されていて、お茶を飲みながらゆっくりアートの世界に浸ることもできますよ。お店の南側、大きなガラス壁面の向こうにはオープンテラス席があり、風景と一緒に食事が楽しめます。赤いパラソルとみずみずしい新緑のコントラストが美しく、そばを流れる琵琶湖疏水を渡ってくる風が、ここちよく頬をなでてゆきます。すーっと深呼吸したくなる気持ちよさです。
景色と一緒に外で味わうスイーツも格別
川風に揺れる木々を愛でながら、この日チョイスしたのは「自家製豆乳ワッフルのバニラアイスとベリーソース添え」(ドリンクセット1060円、単品780円)です。ふかふかの焼きたてワッフルに、まろやかな甘さのバニラアイスが調和してひと口食べればたちまち笑顔になってしまいます。赤くコロコロとしてかわいい実のカシスは、甘酸っぱくてアイスとの相性もぴったりです。メープルシロップが添えられているので、甘いもの好きにはうれしい限り。ワッフルをもう少し食べたいよくばりさんには、1カット120円で追加ができますよ。 自家製豆乳ワッフルにはラムレーズン添えやフレッシュフルーツ添えもあります(ドリンクセット各1060円、単品各780円)。「抹茶のスフレセット」(720円)や「自家製豆乳プリン」(ドリンクセット760円、単品480円)など、ほっこりしたい時にぴったりなスイーツもそろっています。 ランチにはこだわりのパスタがおすすめ。イタリア製のパスタマシンで毎日仕込む生パスタは麺の種類が選べ、季節ごとに変わるオリジナルソースもバリエーションが豊富です(980円~)。美術館の企画展示に合わせたメニューが登場することもあるそうですよ。
ゆっくり流れる時をテラスで楽しみましょう
琵琶湖疏水が街中をゆったり流れ、美術館や博物館をはじめとする文化施設が点在する岡崎は、いつの季節もおさんぽするには絶好のロケーション。平安神宮への参拝や芸術鑑賞のあと、あるいはただカフェでくつろぐことを目的に…静かな水音と風が奏でる葉擦れの音を聞きながら、「café de 505」のオープンテラスで木漏れ日とたわむれる時間を過ごしてみませんか。
café de 505
カフェドゴマルゴ
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田中昭美
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