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2016.12.23
かわいい見た目にひと目惚れ♪ 京都・鞍馬口にオープンした、ひと口サイズのロールケーキ専門店
※こちらの記事は2016年12月23日に公開されたものです。 カフェやグルメ処など個性がキラリと光るお店が次々と登場し、京都で今いちばん注目のストリート、鞍馬口通。2016年10月下旬、ひと口サイズのバタークリームのロールケーキ専門店「菓子屋 little CHIMO」がオープンしました。
絵本にでてきそうな、小さくて愛らしいお店
ブルーと白の取り合わせが目を引く
京都市営バス堀川鞍馬口停留所から鞍馬口通を西に入り、徒歩4分ほど。深いブルーの外壁が印象的なお店が「菓子屋 little CHIMO(かしや リトル チモ)」です。 店内は、お客さんが3人入るといっぱいになりそうなミニマムな空間で、ショーケースには、ひと口サイズのカラフルなロールケーキ「CHIMO ROLL(チモロール)」が並んでいます。カウンター越しに迎えてくれる、店主の塩野真来子さんとスタッフの倉内さんのやさしい笑顔に心がなごみます。
小さな空間にスイーツがあふれる
主役は、新感覚のロールケーキ「CHIMO ROLL」
くるくるキャンディーみたいに愛らしい「CHIMO ROLL」(1個216円~)
「CHIMO ROLL」は、店主の塩野さんが、「見たことがないケーキを作りたい」、そんな想いから試作と試食を繰り返して誕生させた、バタークリームのロールケーキ。 常時10種が揃い、そのうち、季節限定のものも2~3種ほどお目見えします。
右手前が「柚子 白みそ」(248円)
うす焼きのスポンジ生地に、生クリームではなく多彩な味わいのバタークリームやフルーツ、ナッツなどの具材を散りばめ、くるくると巻いています。 1種ごとに驚くほど工夫が凝らされていて、いろんな味を試してみたくなります。たとえば新商品の「柚子 白みそ」なら、スポンジ生地は抹茶味、バタークリームは、シャリシャリの柚子ピール入り、真ん中は、さつまいもと白みその餡となっています。
左から、ノワゼット、レモン、カシスモンブラン、柚子白みそ、エキゾチックパイン
口に含むと、バタークリームの芳醇な味わいの中に、フルーツの香りやほのかな酸味が広がって、爽やかさな余韻も感じられます。食感のアクセントも心がおどるポイント。 おいしさのヒミツは、バタークリームのコクに負けないような、具材の食感、味のバランスや、バタークリームと一体になって口の中でほどけるような、生地のコシや焼き上がりの薄さなのだとか。
種類豊富な焼き菓子は、贈り物にもぴったり
焼き菓子は17種
店内右手には、焼き菓子も豊富に並んでいます。 マドレーヌやクッキー、ガレット、メレンゲ菓子など、どれも1袋216円という、うれしいお値段。ほかに、マルベック種の赤ワインとラム酒がたっぷり入ったクーベルチュールスイートチョコレートの「ショコラドール」も評判です。
ギフトボックス(1個324円)
すてきなギフトボックスもあるので、贈り物にもぴったりです。 このギフトボックスをはじめ、お店にまつわるさまざまなデザインも、店主の塩野さんによるもの。 元は駐車場だったスペースを店舗に改装し、そのデザインはもちろん、外壁を塗装したり、石を切って壁にレンガのように貼ってインテリアにしたり、鉄くずを溶接してもらってランプしたり・・・・・・アイデアとセンスに感心してしまいます。 小さなお店に愛がいっぱいあふれていて、訪れるたびに、ほっこり幸せな気持ちになれます。わざわざ足を延ばして訪れたい、そんな一軒です。
菓子屋 little CHIMO
かしやリトルチモ
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佐藤理菜子 撮影:小川康貴
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