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2017.01.08
スープで餃子をぐつぐつ♪土鍋でいただく福岡の冬の風物詩「炊き餃子」
※こちらの記事は2017年1月8日に公開されたものです 福岡市内に4店舗をもつ炊き餃子発祥の店「炊き餃子 池田屋」。体の芯まであたたくなりそうな福岡の隠れた名物「炊き餃子」が味わえます。
日本家屋を改装したレトロな店内
築100年以上の古民家を利用した店内
通りからさらに細い路地を入った場所にある入口
福岡市中央区大名の大名1丁目の交差点を東に曲がった通りから、さらに細い路地に入り、迷路のような小路を進んだ先に「炊き餃子 池田屋」はあります。看板はなく、入口もシンプルな引き戸のみですが、その分かりにくさが隠れ家のようでわくわくします。店内に入ると日本家屋を改装したシンプルで上品な佇まい。週末や繁忙期は混み合う人気店なので、来店の際は早めの予約がおすすめです。
ここにきたらまずは名物の「炊き餃子」を
「炊き餃子」(1人前700円、写真は2人前)
このお店の名物が「炊き餃子」。餃子を土鍋でぐつぐつ炊いた人気メニューです。もとは20年前に「池田屋和三郎」という1号店で考案されたのがはじまりだそうです。 もちもちした食感の皮で、鶏のさまざまな部位で作るミンチと、香ばしく焼き上げた地鶏の炭火焼きを包んでいます。口に入れると、味わい深いスープがあふれ出し、香ばしい地鶏の香りが広がります。
辛味と旨味がある黒柚子胡椒と赤辛子をお好みで
薬味は竹炭入りの柚子胡椒と、にんにくベースの辛子味噌。ピリリとした辛さで、まろやかな豚骨スープの味が引き締まります。 しめは、まず自家製麺のちゃんぽんで楽しみ、そのあとにご飯を追加すると、とろみが増したおじやが完成。スープの最後の一滴まで余すところなく楽しめます。
多彩な創作一品料理も楽しんで
牛タンつめソーセージ(700円)
炊き餃子のほかにも多彩な一品料理が充実。牛タンつめソーセージは、コリコリした牛タンの食感とジューシーな肉の旨みがクセになる味わいです。 そのほかにトマトのレモン塩和えや干し柿のクリームチーズの白和えなど、多彩な創作メニューがあり、何を頼むか悩むほど。系列の4店舗ごとにメニューを変えているので、お店ごとの楽しみがありますよ。 豚骨スープと餃子を組み合わた福岡発祥の名物「炊き餃子」。隠れ家のような雰囲気のなかで食事を楽しめる「炊き餃子 池田屋」で味わってみてくださいね。
炊き餃子 池田屋
タキギョウザイケダヤ
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上川奈穂美
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