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2017.03.05
アートみたいなバラモチーフのケーキが人気。白金のパティスリー「Passion de Rose」
※こちらの記事は2017年3月5日に公開されたものです。 東京・白金に、バラの質感が再現された華やかなケーキをはじめ、目にも楽しい伝統的なフランス菓子が味わえることで人気のパティスリーがあります。いつもお客さんが絶えず、早々に売り切れてしまうという魅惑のスイーツたちをご紹介します。
白金の「赤いケーキ屋さん」

地下鉄南北線・白金高輪駅から2分ほど歩くと、すぐに鮮やかな赤色が映える一軒家が目に入ります。地元では「赤いケーキ屋さん」と呼ばれ親しまれているパティスリー「Passion de Rose」(パッション ドゥ ローズ )です。 店内はこじんまりとしていながらケーキの種類は常時約30種類もあり、毎月10種ほど新作が登場するのだそう。


オーナーシェフパティシエの田中貴士さん
店名はフランス語で、バラの情熱、つまり「ケーキに情熱を注ぐ」という思いから。「タイユバン・ロブション」や「ピエール・エルメ・パリ」など、本場パリの名店で腕を磨いたシェフパティシエの田中貴士さんが、飽くなきケーキへの情熱をかけて4年前の春にオープンしました。 シンプルさゆえに、素材や生地、技術が問われる伝統的なフランス菓子。日々変わる気温や状況を鑑みながら、卵で泡を立てたりクリームを合わせていく作業は難しく、とても手間がかかるのだそう。どんな時も「基本をきちんと作る」ことを大事にしているという田中さんのケーキは、いつも変わらぬおいしさで訪れる人の心を掴みます。
繊細で美しいケーキたち

看板メニューは、バラを形どったケーキ「ローズ」(580円・写真中央)。花びらや質感がみごとに再現された華やかなケーキは、フランボワーズの酸味とタルトショコラのほろ苦さが見事にマッチした、大人のスイーツです。

パッションクリームの中に赤い果実のジュレが入った「パッション」(580円・写真右上)や、コーヒーのほどよい苦味と多層のクリームで様々な食感が味わえる「オペラ」(500円・写真右下)は、とくに田中さんが大好きなケーキたち。「これを食べていただきたい」という強い思いが、お店を開くきっかけになったそうですよ。
4月にリニューアルオープン

左は「ローズ」の通常サイズ、右は4号サイズ(3900円)。特別な日のプレゼントに喜ばれそう

赤地に、シェフ自らデザインしたという金色のバラ
こちらのお店は3月20日まで。4月11日にはすぐ近くの場所でリニューアルオープンの予定です。 テラス席のあるカフェスペースができるなど、パワーアップしたお店にもぜひ足を運んでみて。
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