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2017.03.13
ほろ苦濃厚。大人の抹茶チーズケーキがいただける、静岡の「和CAFE 茶楽」
※こちらの記事は2017年3月13日に公開したものです。 「東海道五十三次」の中で、日本橋から数えて17番目の宿場町としても有名な興津(おきつ)宿。往時の面影を残す風情あるこの町に、茶鑑定のプロであるオーナー自慢の静岡茶と、本格抹茶スイーツがいただけると話題のカフェがあります。
凛とした佇まいが心地いい、古民家風カフェ
JR興津駅から歩いて7分、大正14(1925)年創業の茶問屋「山梨商店」が営む古民家風の小さなカフェ「和CAFE 茶楽(ちゃらく)」。漆喰の壁や天竜杉などを使ったレトロモダンな店内では、手作りの真空管アンプからジャズやボサノバが流れ、穏やかな時間が過ごせます。シックな時計やランプなど、落ち着いた大人の隠れ家のような雰囲気が女性に好評です。 緑茶は産地を選んで注文でき、急須で提供されるので、ゆっくりと香りを楽しみながら、一煎目、二煎目……と味わうことができます。茶葉もたくさん揃うので、おみやげに購入していく人も多いそう。
お茶、小豆、玄米、白玉……心落ち着く「和」の味わい
「和パフェ」(ほうじ茶付き756円)、(静岡茶セット864円)
一番人気の甘味は、抹茶アイス、ほうじ茶アイス、抹茶寒天、ほうじ茶寒天、自家製あん、白玉、玄米など和の素材満載の「和パフェ」。お茶の味の多彩さを感じられます。 季節ごとの味わいを楽しめる麺ランチやごはんランチなど、ヘルシーなランチメニューも用意されており、甘味とのセットもおすすめです。
地元の人気洋菓子店とコラボした、抹茶が主役のスイーツ
「抹茶のチーズケーキ」(静岡茶セット864円)
地元・興津の洋菓子店「ラ・ローザンヌ」とコラボした「抹茶のチーズケーキ」も好評。抹茶の風味を損なわないよう、時間をかけてていねいに焼き上げたケーキは、チーズの酸味と濃厚な抹茶のほろ苦さがあとを引く大人の味です。サクサクのタルト生地となめらかなチーズケーキのバランスも良く、抹茶のおいしさを引き立てます。
歴史感じる興津散策の途中に立ち寄りたい、静岡らしさを満喫できる和モダンなカフェ「茶楽」。親切なスタッフの気配りや自然素材を使った店内は居心地もよく、心も体も癒されます。 テーブル12席、カウンター3席のこぢんまりとしたお店のため、訪ねる前に電話で予約するのがおすすめです。
和CAFE 茶楽
わカフェちゃらく
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八木 友子
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