「ゆっくり」の意味の名を持つ手作り木彫りどうぶつ

サンフランシスコのMOMAミュージアムショップや 台北の誠品書店などでも販売されるなど、国内はもちろん、海外にもファンを持つ雑貨に成長中。「ぽれぽれ動物ヒツジ」（864円）

「ぽれぽれ」とはスワヒリ語で「ゆっくり」という意味。その名のとおりインドネシア・バリ島の職人さんたちがひとつひとつ、じっくり時間をかけて、手作業で作られています。 13年前に6種類でスタートした動物たちは、今や50種類以上。オオカミ、オカピ、カエル、キンギョ、コアラ、ネズミ、フクロウ、ハリネズミ、クロネコ、ウサギ、バク、アキタイヌ、パンダ、カピパラなど。「ぽれぽれ動物」王国が作れそうな種類の多さです。

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桐ダンスに使われる軽くて柔らかい白木を使用

さらりとした肌触りが心地よく、木の温かみを感じることができる。「ぽれぽれ動物ウサギ」（864円）

素材に使用されている木は、南方系の白木で、日本では 「南洋桐」ともいわれるもの。軽くて柔らかくて加工がしやすいので、桐ダンスの引き出し部や包装材などに多く使用されています。また、この木は大変成長が早いため、伐採による森林破壊を起こさないだけでなく、痩せた土地も肥沃にすることから、熱帯地方各地で多く植樹されているそう。

根気のいる職人作業によって作られている

できあがるまでの工程は、まず四角の木を平面の型をもとにおおまかに切り出し荒削りし、時間をかけて乾燥。その後、すべてやすりがけのみで形を仕上げます。同じ形に仕上げるにはかなりの習熟が必要だそうで、なんとも根気のいる職人作業！形が整ったら1個ずつすべて手作業で塗装して完成です。

世界にひとつしかない表情

手間暇かけられて作られた「ぽれぽれ動物」は、それぞれが世界にひとつしかない表情を持つアイテムです。この手作りならではの手触りや表情を楽しんでみてはいかがでしょうか？

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