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2017.05.21
ふっくらモッチモチのおむすびをどうぞ。京都のお米屋さんが営む「精米所カフェ」
※こちらの記事は2017年5月21日に公開されたものです 青空の下でピクニックをしたくなる季節がやってきました。「ランチボックスの中は、おむすび派」というお米好きには、ちょっと気になるカフェが京都にあります。 上質なお米を使ったおむすびを、コンビニプライスで楽しめる「精米所カフェ 藤原米穀店」です。さて、どんなお店なのでしょう?

「米穀店」のイメージをくつがえす、おむすびカフェ
店主の藤原さんが 元気に迎えてくれる
阪急京都線、または嵐電の西院駅から東へ徒歩で約5分。住宅地の一角に「精米所カフェ」があります。陽が降り注ぐガラス張りの店内は、ナチュラルウッドのインテリアで統一。おだやかな時が流れています。 店主の藤原さんが「おいしいお米を気軽に味わってほしい」との思いから、カフェを始めたのは2015年のこと。以来、家業の「町のお米屋さん」と「カフェ」の2足のわらじを履いています。

毎日通っても楽しい、バラエティー豊かなおむすび
おにぎりとスイーツが並ぶカウンター。自家製の梅干しも
カウンターには、その日のおむすびがずらり。 梅干しや昆布、鮭やタラコといった定番に混じり、「スパム」や「チェダーチーズ」などの変わり種や、グリンピースといった旬の具材を包んだおむすびもありましたよ。 自慢のお米は、新潟魚沼産のコシヒカリを使っています。

日替りスープとセットにして、カフェランチ風に
「ベーコン&チェダーチーズ」(250円)と「日替りのスープ」(350円、おむすびとセットは50円引)
カフェは、カウンターで注文して席で待つ方式。 見た目のかわいらしさから「ベーコン&チェダーチーズ」をチョイス、チーズの香りと黒こしょうのスパイシーな風味が口いっぱいに広がります。そして、そんな濃厚な素材にも負けない存在感をもつ自慢のご飯。ふっくらもちもちの食感です。

味噌汁と合わせて、和定食風にも
「おむすび」(各種150円~)と「味噌汁」(150円、おむすびとセットは20円引)
カフェ風ランチのほかに、純和風のメニューも楽しめます。 本格的な朱塗りのお椀に入ったお味噌汁の具は、海の香りがする「あおさ」。 おむすびに使われている梅干しは自家製、鮭は北海道から取り寄せたものを、そして海苔は伊勢から取り寄せているそう。 お米をいっそうおいしくするための具材にも、しっかりと手がかけられているんですね。

デザートも充実、人気メニューはおはぎ
「国産よもぎ入り丹波大納言小豆のおはぎ」(200円)と「アメリカーノ(シングル)」(200円)
お米を使った甘味の代表選手「おはぎ」もいただくことができます。ただし、毎日ではないので、あればラッキーなのだとか。 「おはぎがレアメニューになっているのは、その日の天候や行事に合うものを少しずつ作るからなんです」と藤原さん。この日は、よもぎ入りのおはぎやスコーンなどがありました。 本格的なコーヒーと合わせていただくこともできますよ。

テイクアウトして、青空の下でピクニック
店主がデザインしたアートなバッグ
こちらのカフェのうれしい点は、イートインだけでなくテイクアウトもできるところ。 しかも、質の高いお米を使っているので、冷めても風味やモチモチ感は変わりません。鯛と稲穂をモチーフにした、かわいいバッグにも心が弾みます。
お店のある西院は阪急電車と嵐電の乗り換え駅で、鴨川や嵐山へも簡単にアクセスできます。天気のよい日には、おむすびやドリンクをテイクアウトして、ピクニックのお供に連れて行きませんか。
精米所カフェ 藤原米穀店
セイマイショカフェ フジワラベイコクテン
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戸塚江里子
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