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2015.08.06
ガーデンショップの花と緑に囲まれて、パリ仕込みの手作りケーキをどうぞ
※こちらの記事は2015年8月6日に公開されたものです 仙台の緑あふれるガーデンショップの一角にたたずむ「La Douce Vie(ラ ドゥース ヴィ)」は、女性パティシエが作るフランス菓子が評判のティーサロン。季節のスイーツと華やかに香る紅茶とともに、心地よい時間を過ごせます。
季節の花や草木がお出迎え
地下鉄南北線富沢駅から徒歩7分。仙台市体育館のすぐそばにあるガーデンショップの敷地内に建つ「ラ ドゥース ヴィ」は、色とりどりの花と緑の草木に囲まれた白い外観が目印です。
お店の中に入ると、そこは白を基調とした木のぬくもりあふれる空間。大きな窓の外には陽光を受けて緑まぶしい木々が時折風にそよぎます。各テーブルがゆったり配されているので、一人でのんびりするのもよし、友達と楽しくおしゃべりするのもよし、思い思いに時間を過ごせます。 こちらのお店でいただけるのは、パリでお菓子作りの技術を学んだオーナー兼パティシエの今野佳子さんが作るスイーツの数々です。「フランスで出会ったお菓子は、日本で見てきたものとまったく違うものでした。何百年も前に作られたレシピが今もそのまま使われているし、お菓子の存在がとても日常的なんです」。そう語る今野さんは、“特別な日のためだけでなく、お菓子を日常的なものにしたい”との思いを込めて、2000年に「ラ ドゥース ヴィ」を開店しました。
フランス伝統のスイーツでティータイム
左より「レモンタルト」と「タルト・オ・フリュイ」
今野さんがフランスの伝統的なレシピをベースにして作るケーキは、100種を超えるそう。そのなかから、季節のフルーツなどをアレンジし、常時6種類のケーキがショーケースに並びます。この日のメニューは、甘酸っぱいレモンクリームが爽やかな「レモンタルト」(648円)や、生チョコのようにトロリとした食感の「モエローショコラ」(540円)など。いずれのケーキも、素材やクリームが持ち味を引き立てあい、ひとつで満足感が得られるよう作りこんでいるそう。どのケーキにしようか迷ったら、ケーキ2種と本日の紅茶から好みの味を選べる「ドゥデセール」(ケーキと紅茶の合計額から200円引)がおすすめですよ。
また、紅茶はパリに本店を構える紅茶専門店「Le palais des thés(ル パレ デ テ)」のものを10種類以上を取りそろえています。フレーバーティーに定評があり、なかでも人気の「夏の一夜の想い」(1ポット626円)は、トロピカルなマンゴーやパッションフルーツに、優雅なバラの香りやラベンダーなどのフレーバーを加えたロマンチックな紅茶。素材そのものを味わっているかのような気分を楽しめます。 お昼時にはキッシュやサンドイッチなどが登場。ケーキをセットにした「スペシャルランチ」(1458円)を選べば、さらに充実のランチタイムを過ごせます。
ケーキや焼き菓子が心地よい時間を演出
ケーキ類はテイクアウトができるほか、サクサク食感の「コーンフレーククッキー」(388円)や、毎朝焼き上げる「スコーン」(388円)などの焼き菓子もそろいます。季節やスイーツに合わせて小分けのフレーバーティーをセットにすれば、気の利いたギフトにもぴったり。訪問先や自宅でも心地よい時間を楽しめそう。 フランス伝統のスイーツとともに“心地よい時間(La Douce Vie)”を過ごしてみませんか?
La Douce Vie
ラドゥースヴィ
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神尾夏奈子 写真:板元義和
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