298
2017.07.02
連日行列!元板前が作る、中目黒のフィッシュバーガー専門店「デリファシャス」
昨年12月にオープンした「deli fu cious(デリファシャス)」は、銀座の有名寿司屋「青空」で修行を積んだ板前さんが作るオリジナルのフィッシュバーガーが話題のお店。「活け〆煮穴子の天ぷらドッグ」など、その独創的で新しいスタイルが注目を集め、海外からのお客さんも多く、連日行列の人気店です。
バーガー店だけどあえて“和”を強調した店内
カウンターに並ぶ毎日お手入れされている盆栽
中目黒駅から徒歩7分のところに「デリファシャス」があります。 元々友達同士だったスタッフが一緒になにかしようと集まり、居酒屋や寿司屋など様々な飲食店での経験を持ち寄って考えたのがフィッシュバーガー専門店だったそう。
店内のコンセプトは“和”。銭湯をイメージしたという内装、壁はタイル張りで盆栽が並んでいます。クリエイティブでおしゃれだけど落ち着く雰囲気が魅力的です。「アメリカンナイズされたハンバーガー店が流行っているなかで、同じようなお店をやってもつまらないと考え、魚を使ったり内装を銭湯風にしてみました。海外の方にも楽しんでもらえたらいいなという気持ちもありましたね」と話す小池さん。
板前の技術を駆使した贅沢バーガー
「活け〆煮穴子の天ぷらドッグ」(850円)
人気のバーガーは季節限定のものも含め、常時7種類程。中でも「活け〆煮穴子の天ぷらドッグ」(850円)は売り切れ必須の人気メニューです。 穴子を丁寧に炊き上げ、さらにそこから煮たものを、こだわりの油でさくっと揚げた穴子天に、シャキシャキのきゅうりがサンドされています。ふわっふわの穴子とふわっふわのパンは相性抜群です。 味の決め手は「ツメ」と呼ばれる煮タレ。穴子を炊いた汁を煮詰めて作られた甘すぎないツメに、柚子皮がアクセントに入っていて、単一ではない細やかな味付けは板前ならではです。
「アジフライバーガー(南蛮ソース)」(950円)
その時々でサンドする魚が変わり、旬の味が楽しめるのはフィッシュバーガーならではで、5月からはアジを扱ったメニューも登場。築地からこだわりのアジを仕入れ、塩で〆てフライにした「アジフライバーガー」(850円)はプラス100円の南蛮ソースがオススメです。 九条ネギや人参、ピーマンなど野菜がたっぷり入っていて、そのシャキシャキの美味しさとカリッと揚がったアジフライでボリューム満点です。 箸休めに添えられたガリが意外と好相性ですよ。
今の時期はほうじ茶シェイクを販売中
他にも、季節によって味が変わる「自家製シェイク」(600円)や、「自家製無添加ドレッシングのコールスロー」(300円)などこだわりのサイドメニューも。 お昼時はお店が混み合うので15時以降の来店をオススメします。外で食べるのが心地よい季節、テクアウトもあるので目黒川沿いでいただくのもいいですね。
デリファシャス
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
板橋葵
の人気記事