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2015.07.09
週末は名古屋へ♪ 内面をくすぐるアート旅で、感動する心を呼び覚ます
尾張徳川家の時代、華道や茶道が盛んになった名古屋。古くから文化を楽しむ心が根付くこの場所には今も、伝統芸能や芸術作品にふれることのできるスポットが点在しています。 感性を刺激する出合いを通じ、審美眼を養う旅へ出かけました。
かわいい常滑焼に一目ぼれ

中部国際空港 セントレアから名古屋市街へは電車で30分。その道すがら、空港に程近い焼き物の里・常滑(とこなめ)に立ち寄ってみることにしました。やってきたのは常滑駅から徒歩10分、今年4月にオープンしたばかりの「TOKONAME STORE」です。900年の歴史を誇る常滑焼の伝統を守りつつも、現代にマッチするかわいい器を販売していると知り、ぜひ行ってみたい場所でした。 踊る心を抑えつつ、さっそくギャラリーへ入ると、さまざまな形の器やカップ、アクセサリーがズラリ! きめの細かい土肌と、淡く優しい色合い。あまりにもかわいくて、即座にハートを射抜かれてしまいます。


現代風にアレンジしているとはいえ、長い歴史に磨かれたブランドにはやはり、一朝一夕には到達できない洗練された美しさがあります。そんな本物を日常に取り入れると、自然に「丁寧に生活しなきゃ」という気持ちになるから不思議。普段使いの日用品こそ、質にこだわることが大事なのかもしれません。 ちなみに、店内には常滑焼のカップでコーヒーが飲めるカフェや、カジュアルな雰囲気のなか陶芸体験ができるワークショップもあります。これも、常滑焼の魅力を若い人にも広く知ってもらうための試みとか。 伝統文化に携わる職人は、その歴史を次へ受け継ぐ責任を負っています。だから時には柔軟な姿勢で時代に寄り添い、間口を広げる努力を怠らないのでしょう。900年という伝統の偉大さを、改めて感じずにはいられません。

もはや芸術作品。伝統の洋食器に感動

日本古来の焼き物にふれたあとは、華やかな洋食器の世界へ。やってきたのは名古屋駅に程近い「ノリタケの森」です。ノリタケは1904年からメイド・イ ン・ジャパンの洋食器をつくりつづける、名古屋が誇るナショナルブランド。その品質の高さと美しいデザインで、国内外から厚い支持を受けています。 明治末期に建てられた赤レンガ造りの建物は、創立当時から稼働し続けた最初の工場。日本の洋食器の歴史を象徴する建物を前に、思わず胸が熱くなりました。

敷地内にはノリタケ100年の歴史を今に伝えるミュージアムもあり、歴史的価値の高い初期の製品から、プロダクトとしての機能美を追求した現代の洋食器まで、幅広く展示されていました。特に「オールドノリタケ」と称される明治から昭和初期にかけてつくられた製品の数々は、ただの食器ではなく、一つひとつがアートの域です。 繊細なデザインに彩られたお皿の数々を眺めていたら、どうしても一枚欲しくなってしまいました。というわけで、敷地内のショップで購入したのは、オールドノリタケを復刻した、ちょっぴり高級なディナー皿。 良いお皿を手に入れたら、なんだか凝った料理に挑戦したくなってきます。芸術と暮らしって、じつはとても近いところにあるのかも。

激しいエネルギーを感じる、巨大グラスアート

次に訪れたのは「大一美術館」。19世紀後半のアール・ヌーヴォー期から近現代まで、幅広いグラスアートを収蔵・展示する美術館です。 さっそく館内に入ると、頭上に燃え盛るようなオブジェが見えます。 あれはなんでしょう?

それは、無数の瓢箪型のガラスを1つずつ組み合わせた、巨大なシャンデリアでした。米国グラスアート界の巨匠、デイル・チフーリがこの美術館のために制作した作品のひとつです。 手を伸ばせば火傷してしまいそうな、ほとばしるエネルギー。その迫力に、思わず圧倒されます。 ここを訪れるまで知らなかったアーティストなのに、作品ひとつで心をギュッとつかまれてしまいました。新たな興味の扉を開かせてくれるこんな出合いも、アート旅の醍醐味といえそうです。
アート旅のラストは、ホテルから見下ろす夜景

心ゆくまでアートめぐりを楽しんだあとは、市街のホテルへチェックイン。今夜の宿泊先は、名古屋駅と栄を結ぶ広小路伏見に位置する「ヒルトン名古屋」です。

高層ビルが建ち並ぶ名古屋中心部でも、ひときわ目を引くランドマーク的存在。お目当ては客室から望む都心の夜景です。美しいものにふれた一日のラストは、美しい夜景で締めくくりたい。そんな思いから、普段はなかなか行く機会が少ない、上階のお部屋を予約しました。
日没後、窓の外に広がっていたのは青い光に包まれた市街の絶景。あの明かり一つひとつが人々の営みによって生み出されているものだと思うと、なんだか温かい気持ちになります。 今日一日、心を刺激するアートにふれて、感情がたかぶっているのかもしれません。
美しいアートにふれ、豊かな感受性を取り戻す
心の琴線をゆさぶる、名古屋アート旅。美しい芸術作品は、本当に良いものを見抜く審美眼と、些細な出来事から小さな感動を見つける洞察力を磨いてくれます。 変わりばえのない平凡な日常はときに、感受性を鈍らせてしまうもの。そんな時にはアートで内面を刺激する、心のリハビリに出かけてみてはいかがでしょうか?
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