祇園に春を告げるシダレザクラが美しい「円山公園」

明治時代に京都市初の都市公園として整備された、東山の「円山公園」。園内には、ソメイヨシノ、ヤマザクラなど約680本の桜が植えられています。なかでも、ひときわ有名なのは、“祇園の夜桜”として親しまれているシダレザクラ。昼間ももちろん美しいのですが、日没から行われるライトアップはひときわ幻想的です。

知恩院の三門を眺めながらひと休み。「カフェカリン」

円山公園の北側にある、浄土宗の総本山・知恩院。その門前にある知恩院の宿泊施設「和順会館」の1階に「Cafe KARIN（カフェカリン）」があります。こちらでは、あんこや抹茶を使ったケーキやパフェなどの和スイーツ、軽食がいただけます。ガラスの向こうに見える、国宝に指定されている重厚な「三門」を眺めながらひと息つきましょう。

優雅な気分で午後のお茶を。「デザートカフェ長楽館」

円山公園の隣にある、明治時代に建てられた洋館を改装した「デザートカフェ長楽館」。かつては応接室として使われていたロココ調の装飾がほどこされた「迎賓の間」で、ゆったり時間を過ごすことができます。スタンドにスコーンやサンドウィッチがのった、お目当ての英国式アフタヌーンティーを楽しみましょう。

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室町時代から愛される、祇園のお茶屋「二軒茶屋」

「二軒茶屋 中村楼」があるのは、八坂神社の南楼門前。480年前の室町時代の創業と伝えられ、店名は2つのお茶屋が並んで建っていることに由来します。料亭からカフェにリニューアルした「二軒茶屋 」では、名物の田楽豆腐のほか、季節の甘味をいただけます。北海道産のあずきを贅沢に使ったぜんざいに、抹茶パフェやあんみつなど、どれもおいしそうで目移りしてしまいそう。

抹茶チョコをフォンデュ♪「京洋菓子司 ジュヴァンセル」

和の素材を洋菓子に取り入れた、見た目も美しい洋菓子が人気の「京洋菓子司 ジュヴァンセル 祇園店」。奥のカフェスペースでは、祇園店限定のスイーツが楽しめます。とりわけ、お客さんのお目当てが多いのは「祇園フォンデュ」。季節のフルーツやお団子、パウンドケーキなどを、抹茶チョコレートソースにつけていただきます。宇治抹茶をたっぷり使ったソースと、素材の甘みが絶妙にマッチする贅沢な味わいに、散策の疲れも吹き飛びます。

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きなこたっぷりの和素材アイス。「祇園きなな」

きなこを使ったアイスクリーム専門店「京きなな」。こちらでは、最高級といわれる丹波黒大豆のきなこに、香りのよい国内産大豆きなこをオリジナルでブレンドしたものを使った、和素材のアイスがいただけます。黒みつや抹茶、小豆など、どれもきなこと相性ばつぐん。 フレッシュなイチゴと、オリジナルのティラミスや濃厚なミルクアイスを使った春限定のパフェも登場しています。

旬をとじこめた京都の香り豊かなお寿司

祇園・花見小路のにぎわう一角にたたずむ、「祇をん豆寅」は、伝統に遊び心をプラスした京料理のお店。手毬寿司よりさらに小さい「豆すし」と、小皿にのせた懐石が楽しめる「豆皿料理」が人気です。 舞妓さんのおちょぼ口でも食べやすいひと口サイズの豆すしは、蓋を開けた瞬間に胸が躍る美しさ。鯛に木の芽を添えたり、鯖に柴漬けを加えたり、薬味や組み合わせが味と香りのアクセントになっています。ひとつひとつじっくり味わいたい一品です。

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あんこスイーツの新しい提案。「京都祇園あのん」

「あんぽーね」（単品648円、ドリンクセット1296円）

和洋の枠を超えた新感覚のあんこスイーツを展開している「京都祇園あのん」。いちばん人気の「あんぽーね」は、サクッと香ばしい最中に、甘さ控えめのつぶあんと、なめらかでコクがあるチーズクリームがやさしく調和しています。お菓子と合うコーヒーやお茶も、それぞれあんことの相性を考えて専門店から選び抜いたもの。ショップでは持ち帰り用も販売しているので、お土産にしても喜ばれそう。

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宇治抹茶の濃厚な味わいを楽しめる「都路里」

宇治茶の茶舗、祇園辻利の2階に“お茶飲み道場”として40年前にオープンした「茶寮都路里（さりょうつじり）」。宇治茶を使ったうどんやそばなどの軽食に、あんみつなどの甘味がそろいます。こちらの人気は抹茶を贅沢に使ったパフェ。毎年、春限定で登場する桜のパフェは、季節を切り取ったように彩りも豊かです。

センスのいい町家カフェ。「お茶と酒 たすき」

「お茶と酒 たすき」は、新しいスタイルのセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON KYOTO GION（パスザバトン キョウトギオン）」に併設されたカフェ。川沿いの喫茶スペースで、上質の抹茶や煎茶などのお茶や甘味をいただけます。一年中楽しめるという「富士山の天然氷のかき氷」や、自分で焼くよもぎまんじゅう、季節の上生菓子などをゆっくり味わいましょう。