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2018.03.14
【東京さんぽ】満開の桜に包まれる 学生のまち。春の国立市へ
美しい景観を誇る国立は、「新東京百景」に選ばれるほど自然を感じられる町。学生が多く、おしゃれなお店もたくさん。春の穏やかな風に吹かれながら、丁寧に作られた手づくりお菓子や、作家さんが手掛けた一点もののかわいい雑貨を探しに、華やかに染まる春の国立へ、足を運んでみませんか。

満開の桜が咲き誇るメイン通り

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新宿駅からJR中央線で約30分という好アクセスの国立市。国立駅から南に一直線に伸びる「国立大学通り」は、そんな国立の象徴ともいえるメイン通り。幅が約44mの広々とした大学通りは、年間を通して四季折々の表情を楽しめます。

街にはレトロな風景も残る。市内6本の道に立つ、鉛筆形の「道のニックネームサイン」
特に、約160本の桜が咲き誇る春の風景は見事。満開の桜が一帯を彩り、桜祭りや夜間のライトアップなども行なわれ、多くの花見客でにぎわいます。 自転車と分離された歩道は歩きやすく、疲れたら随所に設置されたベンチでひと休み。のんびりと散歩するにはぴったりの通りです。

だれかに贈りたくなる器や雑貨「黄色い鳥器店」

宮内知子さんの木のプレート(8640円)、春原敏之さんのシュガーポット(6804円)とようじ入れ(2916円)、橋本美貴子さんの鳥の器(大・6156円、小・3672円)など、店名にちなんで鳥をモチーフにしたかわいい作品も豊富
駅から徒歩3分の「黄色い鳥器店」は、“有名・無名に関わらずオリジナリティあふれる素敵な作品をたくさんの人に知ってほしい”という思いからオープンした雑貨店。オーナー自らも器をつくっていたという店内は全国各地の工房を訪ね歩き、豊かな感性でセレクトした作品がずらり。
黄色い鳥器店
キイロイトリウツワテン

素材の味を生かしたカフェごはん「サーカス」

「茹で鶏のフォー」(小鉢・漬物付950円)。しっかりしたボリュームで満足感のある食べごたえ
明るいイメージから名付けたという「サーカス」。“ここに来て、元気になってほしい”というオーナー関口さんの思いが込められています。青を基調とする店内は、アンティークの雑貨や季節の草花で彩られ、ひとりでも入りやすい落ち着いた雰囲気。
circus
サーカス

花を通してつむぐ、やさしい暮らし「葉根茶」

色とりどりのハーバリウム(1000円~)は、 すぐに売り切れる人気の定番商品
花やハーブを楽しみながら、大切な時間をゆったりと過ごす暮らしを提案する「葉根茶(はねちゃ)」。店内にはドライフラワーのブーケやアロマキャンドルなど、草花やハーブを使用したオリジナルグッズがそろいます。
葉根茶
ハネチャ

体にやさしい素朴なおやつ「フードムード」

旬の果物をはさんだ「シフォンサンド」(1個・486円)と「ほうじたて」(486円)
「フードムード」は、気軽に作れるお菓子のレシピで人気の料理家・なかしましほさんのカフェを併設した焼菓子店。昔ながらの製法で丁寧に作られるおやつは、さくさくのクッキーや、しっとり・ふわふわのシフォンケーキ、全粒粉やナッツを使ったずっしりしたパウンドケーキなど、心もお腹も満たしてくれる「ごはんのようなおやつ」です。バターのかわりに菜種油、白砂糖のかわりにきび砂糖など、体への負担が少ない材料を使用しているのも安心。イートインもテイクアウトも可能です。
foodmood
フードムード

【ことりっぷマガジン Vol.16】 3月6日発売
特集「花と緑の旅」
春の訪れとともに、花が咲き誇り、緑が芽吹く場所を訪れると、あふれる生命力を目の当たりにし気持ちもぐんと上がり旅に色どりをあたえてくれます。この春は、魅力あふれる「花咲く場所」へ訪れてみませんか?
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Ai iizima 写真:Hiraoki Shibata
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