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2015.10.14
蔵王に行ったら立ち寄りたい♪ 山の恵みたっぷりのクリスピーピッツァ専門店
「ピッツァハウス富夢想野(とむそーや)」は、蔵王の食材や湧水を使ったピッツァが評判。緑豊かな自然が生み出したおいしさを、アツアツの焼きたてピッツァでいただきましょう。
高原にたたずむアットホームなピッツァハウス

東北自動車道の村田ICから蔵王町方面へ車でおよそ20分、遠刈田温泉街からなら車で2分ほど、ペンションやカフェが点在する国道457号沿いに「ピッツァハウス富夢想野」はあります。ペンションも兼ねる建物は、黄色い外壁が目印。ドアを開け入ると、吹き抜けの店内にウッディなテーブルセットや暖炉が置かれ、ぬくもりあふれる空間が広がります。 ご主人の阿部さんは、長年の夢だったペンション&ピッツァハウスを49歳でオープンさせ、52歳でピッツァ修業のため単身イタリア・ナポリの名店「トッツィ」へ。帰国して以来、本場で学んだ技術を生かし、20年近くにわたり本格ピッツァを作り続けています。

こちらのピッツァは、イタリアの北部でおなじみの薄いクリスピータイプです。蔵王の湧水で小麦粉をこねて生地作りを行います。その水は、なんと阿部さんが店の敷地内に掘った井戸に湧き出る地下水をくみ上げたものなのだそう。イタリア直輸入の薪窯で燃やす薪も、阿部さんが自ら山で調達した広葉樹を3~5年かけて自然乾燥させています。
蔵王の恵みをたっぷりのせて焼き上げます

いちおしのピッツァは、店名にもちなんだ「トムソーヤの冒険」(1600円)。蔵王産トマトやきのこ、コーン、サクラチップでじっくり燻した自家製の鶏肉の燻製を彩りよくのせた賑やかな一品です。薪窯に入れ400度の高温で一気に焼き上げるパリパリと香ばしい生地の味の決め手は、ミネラル豊富なヒマラヤ岩塩。生地にまろやかな風味が加わり、ジューシーな野菜や鶏肉の燻製の旨みを引き出します。
デザートピッツァもおすすめです

旬のフルーツをのせたデザートピッツァも人気で、バナナやリンゴ、メロン、キウイなどがメニューに登場します。秋から冬にかけての定番は「リンゴのピッツァ」(1300円)。シナモンをたっぷりかけた甘く香るシャキシャキのリンゴと、クリスピー生地、それぞれの食感が小気味よく口の中で響きます。リンゴはふじ、つがる、王林など旬の品種を仕入れているので、その時期に一番おいしいリンゴでピッツァを味わうことができますよ。 これから季節は実りの秋を迎え、旨みを蓄えた野菜や天然のきのこ、フルーツがピッツァの上を彩ります。山の恵みを味わいに、蔵王のピッツァハウスへ出かけてみませんか?

ピッツァハウス富夢想野
ピッツァハウスとむそーや
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