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2018.05.27
水素水でといだふっくら炊きたておむすびが人気! 代官山の専門店「OMUSUBI CAFE」
※こちらの記事は2018年5月27日に公開された記事です。 2017年12月にオープンした「OMUSUBI CAFE(おむすびカフェ)」は、和食の道を歩んで15年以上の店主が営むお店。厳選した食材にこだわり、これまで培ってきた技術と経験でていねいに握る、ふっくら炊きたてのおむすびの味が人々の心をほっと和ませています。

和食のきほんを大切にした、おむすびのお店
和の趣ただよう店構え。イートインもテイクアウトもできる
東急東横線の代官山駅から渋谷方面へ歩くこと約6分。おしゃれなショップやカフェが並ぶ八幡通り沿いの建物1階に「OMUSUBI CAFE」はあります。 店内は木のぬくもりがあふれ、落ち着いた雰囲気。カウンターもテーブルも、席と席の間が広めにとられているので、ゆったりとくつろげます。カウンター席に座ると、店主の矢澤正志さんがおむすびを握る様子を目の前で見られるのも楽しく、一人客も多いお店です。
お店に入るとスタッフが「こんにちは」と温かく迎えてくれる
矢澤さんにオープンのきっかけを伺うと、「おむすびは和食のきほんで、その技法を組み合わせたものですからね」とにっこり。無添加の安全な食材を使い、子どもから大人までだれもが安心して食べられるものを作りたいと思ったことも、大きな理由だそうです。

お米から具材まですべてにこだわったおむすび
冷めても甘みを感じられるお米を使用。炊き方も工夫している
カウンターケースに並ぶおむすびは、「梅」や「たらこ」などの定番から、「しらす塩山椒」「豚の味噌漬け」などのオリジナル、「桜エビの揚げ玉」などの季節ものまで約15種類。岩手県産の特Aランクブランド米「銀河のしずく」を使い、無農薬の玄米にも変えられます。
握りがゆるいとくずれてしまうのでほどよい力加減で
お米はよく浸透して旨味が引き立つ水素水で研ぎ、南部鉄器の羽釜で圧力をかけて炊くことで、ふっくらもちもちに。それを注文ごとにつぶさず空気を含ませるように、米粒をむすぶように握ります。食べると口の中でほろりとほどけ、お米の甘みが広がりますよ。
お米の味とのバランスを考え、沖縄県産のあぐり塩、佐賀県産の海苔を使用
人気の具は「鮭」。塩麹に漬けたものを入れているので、塩気だけでなく甘みも感じられます。「鯛の利休漬け」はごま醤油に漬けた鯛を入れたもの、「丸揚げ味噌」はおむすびを揚げて卵黄を加えたまろやかな味噌をぬったものと、どれも本格和食の味わい。これらを気軽に食べられるのが嬉しいですね。

お得なセットで一日いろんな楽しみ方ができます
主菜に鰆の湯葉あんかけ、副菜に玉子焼とほうれん草の白和えを選んだ「一汁三菜せっと」(1404円)
注文は単品からできますが、11〜14時はおむすび2個、主菜、小鉢、甘味の「らんちせっと」(1080円)、14〜20時はおむすび2個、主菜、副菜2品の「一汁三菜せっと」、夜は生ビール1杯、お惣菜3品、おむすび1個の「晩酌せっと」(1188円)がおすすめ。 お惣菜も無添加の食材で手作りし、出汁を吸った湯葉あんが味わい深くからむ「鰆(さわら)の湯葉あんかけ」、大山鶏の胸肉で取った出汁がしみ出す「玉子焼」など、すべてていねい。信州みそのお味噌汁も自家製ぬかの漬物も、懐かしさを感じられるおいしさです。
「白玉田舎汁粉」(702円)。+200円でコーヒー、+300円で抹茶もつけられる
さらに、手作りの甘味もいただけます。北海道産の大納言をきび糖で炊いた「白玉田舎汁粉」は豆の食感と風味がよく、和食や甘味とともに味わってほしいと用意されたさっぱり浅煎りコーヒーともぴったり。食事からカフェまで、心安らぐひとときを過ごせますよ。

OMUSUBI CAFE
オムスビカフェ
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森田奈央 撮影:彌永浩次
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