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2018.08.10
白金のおだんごバー「本気だんご」で、玄米100%のおだんごをおつまみに♪
昔ながらのお米みたいに素朴な甘みがおいしい玄米だんご。南魚沼産コシヒカリを使った玄米だんごのお店「本気だんご」では、スイーツ系からおつまみ系まで種類も豊富に揃い、夜になると変身するおだんごバーでお酒のお共としても何本でもいけると話題です。
白金でユニークなおだんご屋さんを発見
北里通りに建つ一軒家の裏手にまわるとある赤いドアが入口
「本気(ほんき)だんご」は、地下鉄広尾駅から外苑西通りを歩いて約10分。恵比寿三丁目交差点そばの昭和の面影を感じられる路地やレトロな木造建築が残る地域にあります。 入口から急な階段を上がっていくと、お醤油が焦げる香ばしい香り。2階に築50年の木造家屋をお店にリノベーションした空間が広がり、大人の隠れ家のような雰囲気が漂っています。夜は、おだんごとお酒を楽しめる「おだんごBARルナジェナ」になるのだとか。
カウンター席とソファー席がある店内。カウンターでは西邑さんがおだんごを焼いている
店主は元CAの西邑あきさん。国内線乗務で新潟に滞在した際、南魚沼の農家・関博之さんが大切に作ったお米の玄米だんごと出会いました。数年経ってだれもが手軽に食べられるものを提供するお店を始めようと考えた時、思いついたのが関さんの玄米だんごでした。
南魚沼産コシヒカリの新米100%のおだんご
ほのかに甘くて香ばしい玄米だんご。メニューには何もつけない「プレーン」(120円)もある
関さんのお米は、肥沃な土壌とミネラルいっぱいの雪解け水で育った南魚沼産コシヒカリ。その玄米のみをふっくらと炊き、何度も杵づきして作られているので、おだんごは舌ざわりなめらか。もちもちとコシが強くて歯切れがよく、昔食べたお米の甘みを感じます。 腸をきれいにする食物繊維、代謝を上げてからだを疲れにくくするビタミンB6を多く含むなど、玄米には健康や美容に必要な栄養分もたくさん。みたらしやあんこも質のよい材料にこだわり、糖分を控えめにするなどヘルシーに食べられるように工夫しています。
甘いのやしょっぱいの選りどりみどり
左から「ラムネあん」(170円)、「十勝つぶあんチョコ生グラノーラ」(220円)、「みたらしグラノーラ」(190円)
おだんごは約25種類。「はちみつ醤油グラノーラ」や「明太醤油マヨ」「名古屋七味」などオリジナルが多く、甘いスイーツ系、しょっぱいおつまみ系に分かれます。生クリームやきなこ、クリームチーズなどトッピングも選べ、自分好みの味を見つけられます。 スイーツ系で人気は、昆布だしを効かせた自家製たれの「京風みたらし」や甘みをおさえた「十勝つぶあん」。「みたらしグラノーラ」はサクサク感が加わり、夏限定「ラムネあん」はラムネとあんのバランスが絶妙、どちらも新鮮な味わいです。
左から「焼き醤油だんご」(140円)、「いそべだんご」(170円)、「四川風ホットクリスピー」(190円)
おつまみ系で人気は、玄米のおこげが香ばしい「焼き醤油だんご」や国産の良質な海苔を巻いた「いそべだんご」。フライドオニオンやガーリック、パクチーをトッピングした「四川風ホットクリスピー」はピリッと辛く、お酒がすすむこと間違いありません。
お茶やお酒とのマリアージュを楽しんで
お持ち帰りの人も多く、「よりどり玄米だんご5本」(800円)などのセットメニューもある
お米の旨みがしっかりと詰まった玄米だんごは、どんな味ともびっくりするくらい好相性。スイーツ系でもおつまみ系でも、10本くらいペロリと食べてしまう人もいるのだそう。 あれこれ食べくらべたり、「玄米だんごに合う玄米茶」(500円)や南魚沼の純米酒「魚沼」(1000円)と合わせたり、おだんごのいろいろな新しい楽しみ方に出会えそうですね。もちろんお持ち帰りもOK。どうぞ味わってみてください。

白金本気だんご/おだんごBARルナジェナ
シロカネホンキダンゴ/オダンゴバー ルナジェナ
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森田奈央 撮影:彌永浩次
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