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2018.10.01
日曜だけOPEN!南国の果実に癒される、静岡「西川農園」で“ジャボチカバ”尽くしの休日
イチゴ、ミカン、メロン……。食の宝庫、静岡にはたくさんの果物が栽培されていますが、今回ご紹介するのは、ちょっと変わった果物、南国生まれの“ジャボチカバ”です。静岡にあるカフェも併設した「西川農園」では、全国的にも珍しいこの果物のつかみ取り体験ができます。ジャボチカバ狩りを楽しんだ後は、カフェでスイーツを……。そんな自然の恵みをたっぷり享受できるスポットをご紹介します。

創業100年の農園が手がける“ジャボチカバ”って?

茶畑を抜けた先にある西川農園
美味しい空気や水、自然いっぱいの静岡市丸子に、茶畑に囲まれたビニールハウスがあります。創業100年、代々お茶やミカンをなどの農作物を生産してきた「西川農園」では、“ジャボチカバ”という南米生まれのフルーツを栽培。それが珍しくて美味しい!と評判になり、県内外からお客さんが訪れる人気スポットになりました。

木に直接なる珍しい果実

西川農園オーナーの西川宜成さん
「西川農園」は入園料無料。“ジャボチカバ”の苗木も販売していますので、気になる方はぜひ見に来てみて。オーナーの西川宜成さんに相談すると、育て方などを優しく教えてもらえます。

フレッシュなジャボチカバをつかみ取り♪

様々な南国のフルーツに出会えるハウス内
フルーティーな香りでいっぱいのビニールハウス。この中には、高さ3mほどのジャボチカバが約120本植えられています。ハウス内には、パイナップルやスターフルーツ、コーヒーなどの木も。普段お目にかかれない、色や形が珍しい南国の果物にたくさん出会うことができます。

つかみ取り体験は1カップ400円。

もぎたての“ジャボチカバ”はとびきりフレッシュ
直径20mmほどの大きさになった“ジャボチカバ”を見つけたら、優しく茎の部分をひねって摘むのがポイント。見た目はブドウのようですが、真っ白な果肉はライチにも似たトロピカルな味わい。糖度は16~18度になるとも言われ、甘いのが特徴です。

併設の農園カフェでスイーツを

1967年製ワーゲンバスをキッチンカーに改装
ビニールハウスの中には、農園カフェ「Cafe Jaboticaba」も併設。こちらのお店では、“ジャボチカバ”を使った手作りジュースやスイーツを楽しめます。カフェで腕を振るうのは、奥様の文さん。自宅の調理場で、ジャムや国産小麦と天然酵母を使ったパン、スイーツなどを作り、カフェで提供しています。“ジャボチカバ”は種だけ取り除いて皮ごと使っているため、抗酸化力が高いポリフェノールもたっぷり!美味しいだけではなく、体も喜ぶメニューです。

「大きな実がゴロゴロ入った手作りジャム」

サンドイッチやジェラートまで!カフェメニューも充実

5~8月はパン・軽食の提供なし
カフェの人気メニューは、「農園サンド」(380円)。“ジャボチカバ”を生地に練り込んだ自家製「ジャボチカパン」に、発色剤を使っていない無添加ベーコンを入れた「ベーコンアボカド」、焼津にある小川港のサバを使った「小川港サバ」の2種類をラインナップ。どちらも野菜がたっぷり入っているので、うれしいですね。

ジャボチカバのホットティー 400円
ジャボチカバ本来の甘みと酸味が濃厚に感じられるジャボチカバ100%の「ホットフルーツティー」。農園で収穫したジャボチカバの種を1粒1粒手作業で取り、一度鍋で煮出すことで、皮のポリフェノール成分や芳醇な香りを出しているのだそう。トロピカルな味わいをぜひ試してみて。

ジェラートも絶品♪

スイーツメニューの人気No.1は、「ジャボチカバジェラート」(350円)。こちらは、濃厚なジャボチカバのペーストに静岡県産ミルクを練り込んだジェラート。甘さと酸味のバランスがちょうど良く、やさしい味わいです。

ハウスの緑に癒される

西川農園
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安藤美紀
Writer
安藤美紀

湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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