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2015.11.12
ナチュラルフードを追求した吉祥寺のカフェ「ORIDO」
東京・吉祥寺にある「ORIDO(オリド)」は、オーナーの江口さんがフードスタイリストの経験を活かして始めたカフェです。有機栽培の野菜など厳選した食材で作るサンドイッチや手作りのスイーツは、どれもやさしい味わいでほっこりします。
落ち着いた雰囲気で食事が楽しめるカフェ
JR吉祥寺駅の北口から歩いて約15分。東京女子大学へ向かう通り沿いに「オリド」はあります。オーナーは、長年フードスタイリストとして活躍している江口恵子さん。健康によい食材を使った料理を通して、食べることの大切さを伝えたいと、2015年5月に始めたお店です。
シックなアンティークの家具が並ぶ店内
木の風合いを生かしたシンプルなデザインの店内には、アンティークの椅子とテーブルがゆったりとした間隔で並べられています。お店の奥に、料理教室も開催している広いキッチンが併設されているのも印象的です。
季節の野菜をたっぷりとり入れたサンドイッチ
「本日のサンド」
おいしくて体に安心な食材を使う、というのが江口さんのポリシーです。料理の主役となる野菜は有機栽培や減農薬栽培のものから厳選。小麦粉や肉類も国産のものにこだわっています。また味噌やマヨネーズ、梅干しなど、作れるものはできるだけ手作りするように心がけているそうです。 人気メニューは、その日仕入れた野菜をたっぷり詰め込んだ、ボリューム満点のサンドイッチ「本日のサンド」(600円)。野菜が本来持っている旨みや歯ごたえをしっかりと味わうことができるよう、具材の調理は最小限にとどめているそう。食材の組み合わせも絶妙なので、ペロリと食べることができます。
やさしい甘さで心和ませてくれる焼き菓子たち
手前は「栗の渋皮煮のタルト」、奥は「ベイクドチーズケーキ」
焼き菓子も「オリド」の魅力です。白砂糖ではなく甜菜糖やきび砂糖を加え、米ぬかなどで香ばしさを演出。どれもやさしい甘さで、ほっとできるスイーツに仕上がっています。 お店の定番は、北海道産ミルクのクリームチーズを使った「ベイクドチーズケーキ」(400円)。チーズの爽やかな酸味と、サブレのサクサク感がたまりません。食べたあとに、もう1ピースおかわりしたくなるほど。 季節の素材を生かしたタルトも注目です。秋は「栗の渋皮煮のタルト」(450円)がおすすめ。栗の素朴な甘さに心が和みます。 今後は卵や乳製品を使わないビーガン向けのスイーツも考案中だそう。どんなものが登場するのか今から楽しみですね。
酵素玄米が絶妙な日替わりランチボックスもおすすめ
ランチボックス「とりつくねと根菜の照り焼き丼」
野菜のデリやカレーが日替わりで味わえる「ランチボックス」(600円)は、モチモチの酵素玄米がクセになりそうなおいしさです。 そのほか、人気珈琲店の豆から淹れるコーヒーや、炭酸水などで割っていただく自家製シロップなど、ドリンクメニューもたくさんあるので、ぜひサンドイッチやスイーツとセットで味わってみましょう。 お店では月一回、夜の営業も行っています。通常メニューにはない料理を楽しめるチャンスなので、気になる人はお店のホームページをチェックしてみてください。
ORIDO
オリド
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谷川 梓
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