森の中に入り込んでしまったような店内

小田急線・京王井の頭線下北沢駅の北口から歩いて3分ほど。にぎやかな商店街から1本入った静かな通りに「cafe tint」の看板が立っています。お店は建物1階の奥にあり、扉を開けて中に入ってみると…。

こぢんまりと落ち着いた雰囲気の店内では、どこからか鳥のさえずりがかすかに聞こえてきます。壁面や照明には緑があしらわれ、まるで森の中にいるような気分です。ところどころに小鳥や小動物のかわいらしい小物も飾られ、心が和みます。 こちらでは、“森で採れたもの”をコンセプトとして、フルーツや野菜をふんだんに使った料理やデザートをいただけます。木いちごやくるみといった木の実もジャムやソースの素材に取り入れ、森の中のイメージをふくらませています。 お店の名前の“ティント”とは“彩り”という意味で、彩りあふれる料理やデザートをお客さんに楽しんでほしいという思いからつけたそう。その思いはちゃんと伝わって、お客さんはそれらを目の前にすると「かわいい！」「食べるのがもったいない」と笑顔になります。

オーダーメイドの組み合わせは無限！

手前の「オーダーメイドオムライス」は、バラオムライス＋モッツレラトマトソース＋カボチャのサラダ＋カボチャポタージュのスープの組み合わせ

メニューの数も多彩で驚きます。なかでも「オーダーメイドオムライス」（980円）は、卵の焼き方（スクランブル、スフレ、バラなど）9種類、卵を焼くオイル8種類、卵の中身のスタイル（ライス、ドリア、リゾットなど）8種類、ソース24種類からそれぞれ好みのものを選び、自分だけのオムライスをつくれます。 サイドメニューもサラダ10種類、スープ3種類から選べて、ほとんどのお客さんが「どうしよう」「迷っちゃう」「決められない！」と嬉しい悲鳴をあげてしまうのだとか。

こちらの「ランチタイムプレート」は、アサイーボウル＋スイートポテトのスープ＋アボカドサラダ＋ベリーのミニパフェ＋いちごミルクのドリンクの組み合わせ

「ランチタイムプレート」（980円）も、メイン、スープ、サラダ、ドリンク、デザートを約50種類用意されているなかから選べ、その組み合わせは数えきれません。メインにはミニオムドリアやキッシュ、クレープなどさまざまな料理が揃っているうえ、デザートにはティラミスや抹茶などのミニパフェまで楽しめて大満足です。

自家製マカロンのパフェが食べられます

いちごのマカロンが3つものっている「ストロベリーレアチーズまかろんパフェ」

デザートに使われているマカロンやマシュマロ、スポンジケーキは自家製です。どれも甘さ控えめのやさしい味で、特にマカロンは表面がカリッ、中身がしっとりの独特の食感がとてもよく、芳ばしさもしっかりと感じられて、ぜひ味わいたいもの。レモンやベリー、紅茶などさまざまな味のマカロンを使ったパフェが18種類もあり、遠くからわざわざこれを目当てに訪れる人もいるくらいです。 「ストロベリーレアチーズまかろんパフェ」（800円）はいちごづくしで、形を残しながらもトロリととろけるコンポートの上に、甘酸っぱいアイスや濃厚なホイップクリームが重ねられ、甘い香りが口の中いっぱいに広がるマカロンがのせられています。いちごを思う存分楽しめ、ホイップクリームに含まれたクリームチーズのコクも後を引きますよ。 「カフェティント」では、ほかにも旬の食材を使ったマカロンパフェが期間限定で登場することがあります。お店のブログでお知らせしているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。