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2019.01.13
葉山にオープン!一棟貸しの“泊まれる蔵”で、非日常のおこもりステイ
自然に囲まれ、古民家が軒を連ねる葉山。この中心地に“泊まれる蔵”としてオープンした「ザ バス アンド ベッド ハヤマ」は、その名の通り、お風呂とベッドルームがメインの個性宿。コンパクトな蔵で体験できるのは、今の気分にフィットする洗練されたインテリアと、静謐な時間が流れる非日常。日々を愉しむ心地よい暮らしを教えてくれます。
蔵の良さを生かした新時代の宿泊施設
京急新逗子駅よりバスで約10分。海と山の新鮮な空気が混じり合う、葉山・元町に2018年7月にできたばかりの「The Bath & Bed Hayama(ザ バス アンド ベッド ハヤマ)」。明治から建つ蔵をリノベーションし、”今”に響く心地よい一棟貸しの宿泊施設として蘇らせました。
交流が深まる! 1階のバスリビング
蔵の扉を開けて目を惹くのは、存在感のあるアンティーク照明に、暖かな風合いのソファ、そして大きなジャグジー。1階は、広々としたお風呂をコミュニケーションの中心に据えた、リビングのようにくつろげる「バスリビング」。自然素材を基調としたインテリアも、キリムや照明など年代の違うアイテムとの組み合わせがハイセンス。「これ、いいね!」と友人との会話もはずみそう。バスローブのまま、ソファでゆったりと過ごすのもおすすめです。
ガラス窓で仕切られただけのお風呂とリビングは、一体感がある
住のスペシャリストが生み出す『快適×非日常』
左)バスリビングにある「ゾウのストーリー」 右上)近くの森戸海岸の石を取っ手に仕立てたユニークなアイデア 右下)ソファに代わる特注のジャグジー
手がけたのは、インテリアスタイリストから、大工集団、ガーデナー、アーティストなど、葉山を愛し、第一線で活躍するクリエイター。地元の声や土地性に寄り添いながら、今に響く快適さや、非日常感を足した完成度の高さはさすが。くつろぎに必要なソファの固さの見極めや、使い勝手にこだわりぬいたバスルーム。壁には、葉山にまつわるおとぎ話を秘めたというアート作品が。
左)ソファや建具、階段は、時代を経た蔵の古材を徹底的にリユース
まるで屋根裏部屋♪ 2階のベッドルーム
2階へ続く階段を上がると、屋根裏部屋のようなベッドルームが登場。ベッドの真上の、グリーンシャンデリアからは、ユーカリが上品に香り“ようこそ”と出迎えてくれているよう。また、日常から切り離されるかのような小上がりスペースの先には、クイーンサイズのマットレスが2つ。灯りを抑えた照明も心を落ち着かせてくれます。
非日常を演出する“ありそうでない”体験
書棚に厳選されて並ぶのは、普段手にしないテーマや美しい装丁の本。そしてプロジェクターを使って観る、心に残る映画。そんなありそうでない「非日常体験」がそこかしこに。ユーカリの香りに包まれながら、いつもとは違った本や映画に没頭する時間が、感性を刺激してくれます。
ローカルに混じって、記憶に残る、葉山体験を
右上)地元民の行きつけとして人気の「イヌイット コーヒー ロースター」。コーヒーをテイクアウトして、近くの海や、宿の屋外スペースでのんびり過ごしてみても
宿は基本的に素泊まり。せっかくなら独特の間合いのある、この土地ならではのお店へ。宿では、地元でも評判の飲食店や施設と提携。素敵なカフェを教えてくれたり、浜での贅沢なヨガ体験など、葉山らしいプログラムを提案してくれます。 癒されながらも、心に残る体験ができる「ザ バス アンド ベッド ハヤマ」。まさに大人のための宿泊施設で、気心知れた友人や家族と、特別な時間を過ごしてみませんか?
The Bath & Bed Hayama
ザバスアンドベッドハヤマ
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横田麻希 写真:東涌写真事務所
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