“トムソーヤの冒険”に出てきそうな一軒家カフェ

東京メトロ新宿御苑駅から四谷方面にまっすぐ歩くこと3分、ビルの谷間に木製の“コテージ”が見えてきます。トムソーヤを彷彿とさせる小屋のようなたたずまいに、階段を一段上がるごとに期待が高まっていきます。

ドラマの撮影やロケにも使われることがあるそう

木の壁に囲まれた店内は山小屋のような雰囲気で、思わずここが都心ということを忘れてしまいそうなほど。 レトロな赤いベルベットの椅子に座って吹き抜けの高い天井を見やると、ディスプレイされた鹿の剥製やアンティーク風のシャンデリア、それに屋根裏部屋のようなロフトが目に入ります。 最大で6〜7人入れるというロフトは、このお店の特等席。階段を上がると、秘密の小部屋を見つけたような、楽しい気分に浸れます。

サプライズの演出やブックシェアリングなども

店長の中野進也さんはじめ、スタッフは20代が中心で元気いっぱい。アットホームな空気感があるため貸切パーティ（20名〜）にもよく使われるそうで、いつもたくさんの女性客でにぎわっています。 2日前までに予約をすれば、ホールケーキ（2500円～）や可愛いメッセージ入りケーキプレート（1500円〜）の用意もしてくれるので、誕生日のサプライズにも喜ばれそうですね。

また、ブックシェアリングも行っているという同店。お店の本棚にはお客さんの読み終わった本やオススメの本が並んでいます。誰でも自由に貸し借りできるので、来店するごとにどんどん本の世界が広がるのが楽しいですね。一冊寄贈するごとに一個のランチスタンプがつき、ランチやディナーのドリンクがいただけるうれしいサービスも。 とくにインテリアやデザインの本、旅の本、料理本、洋書、図鑑などが喜ばれるそうですよ。

半熟卵の乗った「バジル香る！アジアンガパオライス」も人気

黒板に書かれた数種類の日替わりランチメニューは全てワンプレートにカップスープが付いて850円（土・日曜のみ1000円）と、お手ごろ価格。＋100〜300円でジュースやコーヒー、ランチビールが選べます。 この日のランチは「アボカドのっけポークジンジャー」。ややピリ辛の柔らかい豚肉に、マイルドなアボカドが相性ぴったり。「野菜を多めに、ごはんを少なめに」を意識しているそうで、新鮮な野菜もたっぷりいただけます。

毎週水曜のランチは女性にスイーツをサービス

他にも「メキシカンタコライス」、「小海老と木の子のピリ辛マヨDON」「本日のカレー」などランチの種類も豊富で、毎日通っても飽きないよう工夫されており、毎週水曜は女性限定でランチ後にスイーツがつくサービスがあります。 ティータイムにはパティシエ特製の「季節のケーキ」（600円〜）が、ディナー時には人気の「カルボナーラ」（1300円）や「スペアリブ」（1380円）など、おつまみから一皿でしっかりごはんになるものまでいただけます。

天気の良い日はテラス席（〜2名）を解放するため、一人でゆっくり本を読んだり、ロフトで大事な話をしたり、フロアで仲間と盛り上がったりと、それぞれのお気に入りの場所が見つかる「ARMWOOD COTTAGE」。大人の秘密基地へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。