雰囲気の異なる2つのフロアがお出迎え

ドアにはまった大きなガラスから店内が見える

JR北山駅から仙台市営バスで5分、｢中山六丁目｣バス停から歩いて4分ほどの住宅街に｢DINER HARUKUダイナー ハルク｣はあります。周りの住宅街に溶け込むようにたたずむ外観の店は、中に入ると雰囲気が一転。

日本では珍しい、U字形のソファ席がキュート

店内の左手には、モスグリーンの壁紙にカラフルな椅子や小物が置かれたポップなフロアがお目見え。赤と青のチェック柄が印象的なU字形のソファ席は、思わず写真に撮りたくなるようなかわいらしさです。 他にも、革張りのソファ席やカウンター席などがあり、その日の気分で席を選べます。

イメージはアメリカの大衆食堂｢ダイナー｣

オールドアメリカを思わせる小物が並ぶ

店のはじまりは、マスターがアメリカのダイナーで手作りハンバーガーを食べたことから。地域で長年愛されているアメリカのダイナーの味が、日本でいう大衆食堂で食べる、温かいなじみの味のように感じられたそうです。 帰国後、気軽に手作りハンバーガーが食べられる地元密着のダイナーを開こうと、いくつかの飲食店で修業。バンズやケチャップなどすべてを手作りできるよう、作り方や配合を研究し、2015年に｢DINER HARUKU｣をオープンしました。

とろふわスクランブルエッグがたまらない！

｢チーズエッグバーガーセット｣(ナゲット、サラダ、ドリンク、デザート付き1080円、単品648円)

今回いただいたのは｢チーズエッグバーガー｣。たっぷりとサンドされた鮮やかな黄色のスクランブルエッグに目を奪われます。パクリとほおばると、半熟の玉子とチーズ、ジューシーなパテがベストバランス！牛肉と豚肉を合い挽きにすることで、パテが柔らかく、よりふっくらと仕上がっています。 セットに付くナゲットは、チキンナゲットとフィッシュフライ。デザートにはしゅわしゅわと弾ける食感の｢アップルソーダゼリー｣が付きます。食べきれない場合は持ち帰りができるので、ボリュームを気にせず注文してみましょう。化学調味料や添加物を一切使わないくハンバーガーは、体にやさしく女性にも人気です。

大ぶりの牡蠣を味わう贅沢バーガー

｢牡蠣フライバーガー｣(セット1026円、単品594円)

魚介が好きな人には、カキが3つも入った｢牡蠣フライバーガー｣がおすすめ。ひかえめな味わいのソースが、クリーミーなカキと衣の香ばしさを引き立てます。レタスとキャベツがたっぷり入り、単品でもサラダを一緒に食べたような満足感のあるメニューです。 毎朝店で焼き上げるバンズは、小麦粉に胚芽や全粒粉を配合し、ふっくらとした焼き上がりに。注文が来ると、鉄板で再度火を通してから具材を挟むので、中ふわふわで外にカリッとはりがある、焼きたてようなバンズをいつでも味わえます。サンドするケチャップも、トマトを煮詰めてスパイスをブレンドしたマスターのオリジナルです。

天然素材で作る自家製ドリンクはいかが？

｢自家製ハルクコーラ｣、｢自家製ジンジャーエール｣(各540円、単品のみ)

ジャードリンクも手作りの自家製シロップを使います。｢自家製ジンジャーエール｣(写真右)は、おだやかな辛さの国産しょうがを使い、甘くやさしい味で女性に人気。刺激的な味わいが好きな人は、｢自家製ハルクコーラ｣(写真左)をどうぞ。シナモンやカルダモン、クローブなどをブレンドしたスパイシーさが、きっとクセになりますよ。 ほかにも、サンドイッチやタコス、ポテトなどさまざまメニューがそろいます。 ゆっくり味わいたいなら、お昼過ぎやカフェタイムがおすすめ。メニューはすべてテイクアウトができるので、行楽シーズンのお供にもいいですね。 本格派のアメリカンダイナー｢DINER HARUKU｣へ、マスターの心がこもった手作りハンバーガーを味わいに訪れてみませんか。