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2019.03.17
旅するように、おにぎりとスープを味わおう♪【群馬編】〜「ネギ味噌焼きおにぎり」と「山芋のオニオングラタンスープ」〜
日本人のソウルフード・おにぎりとお供にぴったりのスープ。全国を旅するように、各都道府県ごとの名産品をたっぷりと使って作ってみませんか? レシピを教えてもらうのは、各地の農家を訪れて美味しい野菜を見つけたり、地のものを味わうのが大好きという料理家・ごはんさん。新しいおにぎりとスープの魅力にきっと出会えますよ。 第15回目は群馬。「ネギ味噌焼きおにぎり」と「山芋のオニオングラタンスープ」です。体調を崩しやすい春先に、身体を優しく癒してくれるメニューです。
こんがり焦げ目が食欲を誘う「ネギ味噌焼きおにぎり」

下仁田ネギに代表されるように、群馬県ではネギの栽培が盛んです。春先までは特に甘みが増し、火を通すと一層旨味がアップ。ネギ味噌の焼きおにぎりにして、香りと共に楽しんで。 【材料】(2人分) ・ごはん…お茶碗2杯分 ・ネギ…1本 ★味噌…大さじ1 ★みりん…大さじ1 ★醤油…小さじ1/2 ★すりゴマ…小さじ1

【作り方】 1:★を混ぜ合わせておく 2:ネギはみじん切りにして、1とあえる 3:ごはんを固めに握る 4:トースター1200Wで5分程焼いて、上に焦げ目がついたらOK (ごはんさんより) 「ネギの強い甘さと焦げた味噌の相性は抜群。特に下仁田ネギが手に入った場合は、先の緑の部分も柔らかいので、丸ごと刻んで余すところなく味わってくださいね」
とろ〜りチーズをはらり「山芋のオニオングラタンスープ」

生で食べても煮ても、美味しい山芋。なかでも、群馬県は粘り気たっぷりで甘みのあるやまといもの一大産地です。すりおろしてふわふわに、短冊状にするとシャキシャキに…。食感も楽しいですね。今回は、オニオンスープの上にゴロリとやまといもをのせ、一緒に煮込みました。煮るとホクホクに、身体が芯から温まります。 【材料】(2人分) ・山芋…10cm程度 ・玉ねぎ…1/4個 ・ピザチーズ…大さじ2 ・オリーブオイル…小さじ1 ★水…300cc ★コンソメ…小さじ1 ★ローリエ…1枚 ・塩コショウ…適量

【作り方】 1:山芋は皮をむいて3センチ程度に切り、断面に十字の切れ込みを入れる。玉ねぎは3mm幅に切る 2:鍋にオリーブオイルを熱し、3mm程度にスライスした玉ねぎを色が変わるまで炒める 3:色が変わったら★と山芋を入れて蓋をし、10分ほど煮込む 4:耐熱皿に3を入れ、チーズをかけてトースター1200Wで5分ほど焼いて完成 (ごはんさんより) 「手が痒くなるため、調理するのが億劫になる山芋。水洗いしたあと、ペーパーできっちりと粘りを拭き取ると、かゆみが軽減します。ぜひ試してみてくださいね」
【レシピを教えてもらったのは…】 料理家・ごはんさん WEBや書籍でレシピ監修も行うなど、現在、料理家として活躍中。和洋中とジャンルを問わない幅広いレシピ提案のほか、アジアでの留学経験を活かした本場仕込みのエスニック料理も得意。
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ことりっぷ編集部 写真/片岡 祥
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