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2019.04.03
ご当地パンや熟成チーズも♪ 湖の国、滋賀県のお土産にぴったりな味わい深い名品5選
日本最大の湖、琵琶湖を中心に広がる滋賀県は、彦根や長浜など歴史ある街も多く、お土産にしたい伝統の味や銘菓も豊富。なかでも今回はレトロなご当地パンや牧場の手作りチーズなど、全国からも注目される名店の逸品や地元食材を取り入れたアイデア溢れるお土産をご紹介します。どれも味わい深く、オシャレでかわいいパッケージにも注目の品々なので、ぜひお土産リストに加えてみて下さいね。
県各地の酒蔵の味を食べ比べできるチーズケーキ
「湖のくに生チーズケーキ」(3910円)
「工房しゅしゅ」は滋賀県産の食材を使ったお菓子を作る工房。東近江市にお店はあります。こちらのお店のチーズケーキは観光庁主宰のフォーラムで「究極のお土産」にも選ばれたことがあるほどの逸品。チーズケーキをはじめ、お店のお菓子には滋賀県の6つの酒蔵から取り寄せた酒粕が使われています。各酒蔵のお猪口が器になったチーズケーキは滑らかで香り豊か。利き酒しているような気分で食べ比べができ、日本酒好きの方にもスイーツ好きの方にも喜ばれそうです。
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工房しゅしゅ
コウボウシュシュ
ミルクの味わいが詰まった、熟成で変化するチーズ
「つやこフロマージュ」(1個800円)
次は牧場で作られている職人技が光るチーズをご紹介。のどかな田園風景が広がる滋賀県南部、竜王町にある「古株牧場」は、牧場の隣に搾りたてのミルクを使ったグルメを味わうことができるショップ&カフェを併設しています。さらにヨーロッパの製法を学び作り上げた、オリジナルのチーズも製造していて、カフェではチーズたっぷりのランチも好評です。中でも白い酵母に覆われた「つやこフロマージュ」は濃厚ながらスッキリとした後味。熟成してくるとテクスチャーや香りも変化してまた味わい深くなります。
「湖華舞」の記事はこちら
湖華舞本店
コカブホンテン
パリパリ食感が楽しい、滋賀県民が愛する惣菜パン
「サラダパン」(145円)
「サラダパン」と聞いてどんなものを想像しますか。滋賀県長浜市に本店がある「つるやパン」は県内のスーパーなど小売店でも購入できる、地元民なら誰でも知っているご当地パンです。刻んだたくあんをマヨネーズソースと和えたフィリングがコッペパンの中に入っていて、ふわふわのパンに食感と味わいのコントラストを生み出しています。他にも魚肉ハムを挟んだ「サンドイッチ」など60年近く変わらない、昔ながらの味を楽しむことができますよ。
「つるやパン」の記事はこちら
つるやパン
ツルヤパン
滋賀伝統の「丁字麩」がオシャレな焼き菓子に
キャラメリゼシリーズ各種(1袋350円)
東近江市にある小さな焼き菓子店「エクレレ」は、さまざまなエクレアが人気のお店。こちらのお店は地元滋賀県の食材を取り入れたお菓子も創作しています。なかでも焼き菓子店らしいアイデアが光るのが、さまざまな食材をキャラメリゼしたシリーズ。「丁字麩」と呼ばれる滋賀伝統の四角いお麩をカリカリに焼き、ジンジャーの風味をプラスした「近江のお麩キャラメリゼ」や地元産玄米を使った「玄米ポン菓子キャラメリゼ」なども。「丁字麩」を粉にしてメレンゲと焼き上げたお菓子はお麩のように軽やかな食感。食感も味わいも個性的なお菓子はお茶の時間を楽しくしてくれそうです。
「エクレレ」の記事はこちら
Eclairer
エクレレ
ご飯にもお酒にも合う、湖魚で作る昔ながらのお惣菜
琵琶湖に面した野洲市にある「BIWAKO DAUGHTERS」は、湖で捕れる魚やその魚で作る珍味や惣菜などが並ぶお店。ピザやサンドイッチなど、昔ながらの惣菜をアレンジした料理もあり、湖魚を食べたことがない人でも食べやすい味に仕上げています。なかでも揚げたり、煮たりといろいろな料理にアレンジできる「スジエビ」は、かき揚げにしたバーガーなどもありますが、お土産には地元の郷土料理「エビ豆」や「エビのふりかけ」がおすすめ。パッケージにフナをモチーフにしたロゴがあしらわれた、とってもおしゃれな一品です。
「えび豆」「えびふりかけ」(各1瓶450円)
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BIWAKO DAUGHTERS
ビワコドーターズ
「鮒ずし」や「近江牛」などグルメが注目する食の宝庫、滋賀県。昔懐かしい味や熟成で美味しくなるチーズグルメなど、地元の食の魅力を感じることができるお店でぜひお土産探しを楽しんでみてくださいね。
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田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
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