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2019.06.09
上賀茂神社近くの紫竹エリアで、京都の今を感じるカフェめぐり
上賀茂神社に向かう手前、賀茂川を挟む西のあたりは、古くからの住宅地で紫竹(しちく)と呼ばれています。近ごろは、隠れ家のような小さなカフェや、若いアーティストたちの個性あるショップなどが次々とオープンし、散策が楽しめるエリアとして注目されています。 小さなお店ならではの良さはやっぱり、隅々に店主のこだわりを感じられるところ。ヴィーガンスイーツにスペシャルティコーヒー、予約限定のわらび餅など、わざわざ足を運びたくなるお店がそろいました。
かわいいクマのマクロビクッキーが話題「妃屋」
「ふちくまくん(7枚入)」(280円)、「オーガニックコーヒー」(380円)
京都洛北のバス停、下竹殿町で下車し進行方向に進むと、最初の交差点にあるショップが「妃屋(きさきや)」。古民家を改装した、レザークラフトとマクロビスイーツのお店です。店の顔ともいえるの「ふちくまくん」は、ひょいと曲がった手をカップのふちにかけられるクッキーです。 店内の小さなカフェスペースでケーキやクッキーをいただくこともできます。夏限定のカフェメニューがかき氷。有機豆乳とオーガニックスパイスを使った「チャイ氷」は、チャイを凍らせた氷を削っているので、最後まで茶葉の香りを楽しめます。
「妃屋」の記事はこちら
妃屋
キサキヤ
レトロでポップなコーヒー専門店「サーカスコーヒー」

コーヒー豆はすべて100gから購入可能。「サーカス缶ギフトセット」は、2116円~
「サーカスコーヒー」は、コーヒー好きならずとも訪れてみたくなるコーヒー専門店。一見すると昔ながらの古民家ですが、のれんをくぐるとカラフルでポップに装飾された店内に心が弾みます。 こちらで取り扱うのは、世界中から選りすぐった高品質のスペシャルティコーヒー。豆が持つ個性を表現するためにカスタマイズした焙煎機を使い、新鮮な状態で提供できるよう店内で少量ずつローストしています。オリジナルロゴが入ったサーカス缶は、自宅用のみならず、プレゼントにもぴったりです。
「サーカスコーヒー」の記事はこちら
サーカスコーヒー
手作りのドイツ伝統菓子「ズーセス ヴェゲトゥス」

上から、栗とそば粉(100g/680円)抹茶、はちみつ(100g/540円)
ドイツでパンと洋菓子の修行をし、職人最高の称号であるドイツ製菓マイスターの資格を持つ店主が営む「SüßesVegetus(ズーセス・ヴェゲトゥス)」。国産の素材を使って丁寧に焼き上げる、手作りバウムクーヘンの専門店です。 定番は、はちみつ・抹茶・チョコミントの3種。いちばん人気は、しっとり食感の生地とはちみつの香りが楽しめる、はちみつのバウムクーヘンだそう。 ほかに季節限定メニューもぜひ。ドイツで修業した店主ならではユニークなフルーツとスパイスの取り合わせで、新しいおいしさを生み出しています。
「ズーセス・ヴェゲトゥス」の記事はこちら
SüßesVegetus
ズーセスヴェゲトゥス
とろーり食感のわらび餅「洛叉庵」
住宅街の一角にある「洛叉庵(らくしゃあん)」は、完全予約制でわらび餅のみを販売するお店。作り置きをしていないため、個数と時間を指定して店頭で受け取る予約制をとっています。 原材料はわらび粉と水、砂糖、隠し味の抹茶のみという「四季わらび餅」が唯一のメニューです。わらび餅は、弾力を残しつつ、どこまでも伸びていくような柔らかな食感。甘さは控えめで、まぶされたきな粉が香ばしく漂います。当日でも予約可能な日もあるので、気になる方は、まずは電話で問い合わせを。
洛叉庵
ラクシャアン
紅茶とロースイーツをじっくり味わう「スターダスト」
星屑という名のカフェ「STARDUST(スターダスト)」。店内は、アンティークの家具のインテリアに、季節の植物や雑貨をゆとりを持たせてディスプレイされ、時が止まったような詩的な空間が広がります。 メニューにならぶフードやスイーツはすべてヴィーガン対応。添加物不使用で、素材にこだわったサンドイッチやロースイーツがいただけます。ポットでいただけるフランス・リヨンのブランド「CHA YUAN」の紅茶は、多彩なフレーバーから気分に合わせて選んで。
STARDUST
スターダスト
日本の四季を感じるアレンジメント「みたて」

「季節の小箱」は、予約制。「京の小箱」もある。
季節ごとに山野を彩る草花や花木を扱う「みたて」。昔ながらの京町屋の木の扉を開けると、なんとも品のある花の香りがフワリ。畳の部屋には、楚々としていてのびやかな印象の和花が並び、苗ものや切り花、寄せ植えなどを購入することができます。 小さな箱の中に、日本の四季のうつろいを映したフラワーアレンジメント「季節の木箱」は、和菓子からインスピレーションを受けてつくられたそう。素朴ながら凛として美しい、四季折々の草花の美しさに気付かせてくれます。
「みたて」の記事はこちら
みたて
ミタテ
***** いかがでしたか? 今回は過去に紹介した記事とことりっぷアプリの投稿から、京都・北区紫竹周辺のカフェやスイーツ店をまとめてご紹介しました。 営業時間、定休日などの最新情報は、各施設に確認してからおでかけしてくださいね。
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