素材にとことんこだわった本格ジェラート

古民家をリノベしたスタイリッシュな建物

鎌倉駅から徒歩2分。御成通りを一本入った裏路地にある小さなジェラート専門店が「GELATERIA SANTi」。「旅行で訪れたイタリアで食べた本格的なジェラートの味が忘れらなくて」と話すのは店主の松本さん。イタリアで修業を積んだのち、「作り立て」「手作り」にこだわった個性あふれるジェラートを提供しています。

「世界を旅する中でジェラートに魅せられた」と店主の松本さん

ジェラートの素材は、自然栽培や無農薬で作られた地元・湘南のフレッシュな野菜や果物がメイン。要となる牛乳は、自然放牧で生み出される高品質な木次乳業の「山地酪農牛乳・ブラウンスイス牛乳」を島根から取り寄せています。保存料や香料、着色料などの人工添加物も一切使用しておらず、やさしい色味のジェラートです。

イチ押しの人気ジェラート

一番人気のフレーバー「ピスタチオ」

これまで、松本さんが作ったレシピは100種類以上。イタリアで学んだ理論をベースに素材や季節、天候に合わせて開発してきたそう。その中から、季節に合わせて常時12種類のジェラートをお店で取り揃えています。

「ピスタチオ」と「ローズマリーハニー」の2種盛り（600円）

なかでも一番人気は「ピスタチオ」。世界で最も栽培に適した土地であるイランで採れる最高級のピスタチオを使用し、焙煎からペーストまですべての工程を店内の工房で行っています。ピスタチオのしっかりとした味が堪能できる香り豊かなひと品です。

お店のアイコン的なジェラート、「ローズマリーハニー」も要チェック。鎌倉産のはちみつと藤沢産の無農薬ハーブ、木次乳業の「山地酪農牛乳・ブラウンスイス牛乳」の組み合わせが絶妙で、すっきりとしたハーブの香りが夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうです。

夏におすすめのジェラート

ほのかなピンク色がかわいい「桃」フレーバー

12種類のジェラートには季節のフルーツを使ったものも。夏は、「日本一の桃の里」として知られる山梨の一宮町にある生産農家「宝桃園」の桃をたっぷり使用したフレーバー「桃」がおすすめ。フルーツをまるごとかじったようなジューシーなおいしさが楽しめます。

「桃」と「ヨーグルト」の2種盛り（550円）

「桃」などのフルーツフレーバーと相性抜群なのが、程よい酸味と甘みが特徴の「ヨーグルト」フレーバー。木次乳業のヨーグルトを使ったさっぱりとした上品な味わいです。

「キャラメル」と「チョコミント」の2種盛りコーン（600円）

イートインの注文は、カップとコーン（＋50円）から選べます。カップはダブル（550円～）、3種盛り（600円～）など。イートインの店内やお店の裏側にあるテラス席からは、江ノ電の姿を間近に眺めることができます。

お店の裏を走る江ノ電。裏にはテラス席も

隠れ家的なジェラート専門店「GELATERIA SANTi」でのんびり鎌倉時間を過ごしてみてはいかが？