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2019.09.29
公園でのピクニックにもぴったり。日比谷「カモス」の「旅するおいなりさん」
日比谷公園内にある「KAMOS HIBIYA(カモスヒビヤ)」は、福岡のグロサリー「&LOCALS」の東京初出店舗。九州や四国のおいしい食材を活かして作る、キャンディみたいな包みのいなり寿司が話題です。 過ごしやすくなるこれからの季節に、公園さんぽと気軽なランチを楽しんでみませんか。
公園さんぽで立ち寄りたい福岡発のグロサリー&カフェ
最寄り駅は都営地下鉄・内幸町駅。建物は100年前は蕎麦屋さんだったそう
都心ながら緑豊かで広い敷地を持つ日比谷公園。その園内に、2019年3月18日、イートインスペースを併設するセレクトショップ「KAMOS HIBIYA by&LOCALS」(カモスヒビヤ バイ アンドローカルズ)がオープンしました。
築約100年の建物をリノベーション。店内は1階にカウンターとテラス席、2階にテーブル席がある
農畜産や水産の作り手がおすすめする良質な食材の良さを知ってもらおうと、デザインや建築を手がける福岡の企業が、地元でセレクトショップを開いたのがお店のはじまり。
窓枠にことりを発見!気候の良い日はテラス席で過ごすのもおすすめ
キャンディのような包装の「旅するおいなりさん」
いなり2種とドリンクのセット「旅するおいなりSET」(500円、いなり4種なら730円・税別)。ドリンクは、お茶のほかお味噌汁も選べる
そのキュートな見た目から、かわいいと話題を呼んでいるのが、キャンディのように包まれた「旅するおいなりさん」。 おいなりの酢飯には、福岡・英彦山(ひこさん)の棚田米に佐賀・伊万里産のもち麦を混ぜ、同じく伊万里産のお酢を使用。出汁で煮しめた京都産の油揚げなど、産地がわかる上質な素材にこだわっています。
片手でもいただける小ぶりのサイズがキュート
「旅するおいなり」1個150円~(税別)。左:「じゃばら 蜂蜜おいなり」右:「基本のじてんしゃおいなり」
毎日11時ごろから店頭に並び始めるおいなりさんの工程はすべて手作業。1日に最大400個作ることもあるといいます。お取り置きに対応してくれる場合もあるので、気になる方は電話で問い合わせてみてくださいね。
具材の異なる4種を詰め合わせて、手みやげにも♪
8個入の箱はプラス200円(税別)。無料の箱もある
福岡・添田町の貴重な国産キクラゲを使った「木耳と柚子胡椒おいなり」や、柚子のような酸味と香りが楽しめる、愛媛・宇和島の「じゃばら 蜂蜜おいなり」、完熟ドライトマト入りでほんのりスパイシーな、熊本・玉名の「灼熱トマトおにぎり」など、どれも個性的です。
素材の旨味がしみじみおいしい「いりこだしのおうどん」
「いりこうどんSET」おいなり2種付き・950円、ドリンクプラスで+200円、単品は700円(税別)
もうひとつの看板メニューが、「いりこだしのおうどん」。長崎で夜明け前に漁獲されたイワシを加工したいりこのおいしさを追求したひと品です。 香りの良いお出汁をひと口含むと、その旨味にびっくり。いりこだしのほかには、みりんと醤油のみというシンプルなお出汁は、あっさりしているのに深い味わいです。福岡・うきはの干しうどんは、つるっと細麺でのど越しも良く、トッピングされた素揚げのいりこが、カリっと香ばしいアクセント。生柚子こしょうを少々加えて、さわやかな辛みと香りも楽しみましょう。
普段のごはんを一層おいしくする食材がそろうグロサリー
「朝ぼらけのいりこ」400円、「まさ子さんの万能酢」130ml/310円、500ml/600円、「じてんしゃ飯の素」400円(すべて税別)
グロサリーには味噌や砂糖、茶葉など、生産者が自信をもって一押しする食材が並びます。添加物不使用だったり、生産数が少なかったり、どれもおいしい理由と物語がある食材です。 おいなりさんやうどんの出汁に使われている酢や、いりこも販売。食材を作った人も、食べる人も喜べるお買い物を楽しめます。
福岡・八女星野産の「かぶせ茶」アイス/ホット300円、ティーバッグ茶葉500円(税別)
農作物など素材の良さを知り尽くした生産者から届けられる食材のシンプルなおいしさを楽しめる「カモス」。 産地のおいしさに出会い、旅気分を感じに訪れてみませんか?
KAMOS HIBIYA by&LOCALS
カモスヒビヤバイアンドローカルズ
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