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2019.09.01
旅するように、おにぎりとスープを味わおう♪【和歌山編】〜「マグロのステーキおむすび」と「わかやまポンチ」〜
日本人のソウルフード・おにぎりとお供にぴったりのスープ。全国を旅するように、各都道府県ごとの名産品をたっぷりと使って作ってみませんか? レシピを教えてもらうのは、各地の農家を訪れて美味しい野菜を見つけたり、地のものを味わうのが大好きという料理家・ごはんさん。新しいおにぎりとスープの魅力にきっと出会えますよ。 第31回は和歌山県。「マグロのステーキおむすび」と「わかやまポンチ」です。残暑がまだまだ厳しい、今の時期。マグロパワーで元気を注入して、フルーツいっぱいのシュワッとポンチでスッキリと。夏のたまった疲れが吹き飛びます。
おつまみにも♪「マグロのステーキおむすび」

マグロの水揚げ高日本一を誇る和歌山県。「クロマグロ」、「メバチマグロ」、「キハダマグロ」、「ビンチョウマグロ」の4種類が獲れますが、クロマグロ以外は通年を通して楽しめます。 今回はちょっと贅沢にマグロのサクを軽く焼いて、半ナマステーキに。やさしく握った白おむすびの上にガーリックバター醤油味のソースをかけていただきます。簡単にできる、おつまみごはんです。 【材料】(2人分) ・ごはん…茶碗軽く2杯分 ・マグロ刺し身…約8cm(サクのまま) ・黒胡椒…少々 ・塩…少々 ・バター…10g ★すりおろしにんにく…小さじ1 ★味醂…大さじ1 ★醤油…大さじ1 ★水…大さじ1 ★にんにくチップ…適量 ・カイワレ…適量

【作り方】 1:マグロのさくに塩こしょうを振り、冷蔵庫で10分程馴染ませる 2:フライパンにバターを熱し、強火でマグロの表面に焼き色を付ける 3:氷水でしめる 4:フライパンに★を入れ、軽く煮詰めてとろみがついたら粗熱を取る。8等分にしたごはんの形を整え、3のマグロを薄切りにして添える。ソースとカイワレをたっぷりかけたら完成! (ごはんさんより) 「マグロは厚めのものを選んで、強火でさっと焼き付けるのがポイントです。添え野菜はミョウガや玉ねぎ、大葉もよく合いますよ◎」
爽やかなあと口!「わかやまポンチ」

県産の梅シロップ漬け(または甘露煮)やフルーツを使ったご当地スイーツ「わかやまポンチ」。食べ歩きマップ、コンビニスイーツとして販売されるなど県を代表する名物として人気を集めています。 パフェ風、あんみつ風など多くの種類がありますが、今回フルーツと梅を、シロップと炭酸で割ったシンプルな「わかやまポンチ」をご紹介。これから旬を迎えるぶどう、柿やみかんなど思い思いのものを入れて作ってみてくださいね。 【材料】(2人分) ・みかん…1と1/4個 ・キウイフルーツ…1/2個 ・フルーツ缶…適量 ・梅のシロップ漬け…2個 ・梅のシロップ…大2 ・炭酸水…適量 ・ミント…適量

【作り方】 1:みかんを絞って濾す。キウイフルーツは半月の薄切り、フルーツの缶詰はシロップを分ける 2:器に1のみかんの果汁とシロップを混ぜ合わせて注ぎ、切ったフルーツを詰めながら彩りよく盛り込む 3:最後にゆっくりと炭酸水を注いで、ミント等を添えて完成 (ごはんさんより) 「炭酸水と共に、梅酒や白ワインを注いでカクテルのようにしても楽しめますよ。キリッと冷やした氷を入れて、ひんやりデザートにも◎」
【レシピを教えてもらったのは…】 料理家・ごはんさん WEBや書籍でレシピ監修も行うなど、現在、料理家として活躍中。和洋中とジャンルを問わない幅広いレシピ提案のほか、アジアでの留学経験を活かした本場仕込みのエスニック料理も得意。
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ことりっぷ編集部 写真/片岡 祥
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