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2019.10.31
絶景をひとり占め!日本平山頂の茶畑で癒しのティータイムを/静岡「全景の茶の間」
茶畑の真ん中で淹れたてのお茶を楽しめる「全景の茶の間」が、2019年10月19日(土)から11月30日(土)まで、日本観光地100選に選ばれた静岡の名勝地・日本平山頂にオープン。目の前には、駿河湾や清水港を一望でき、天気の良い日には富士山も見渡せます。「茶の間」は1日4組限定で、90分間1組最大8名までの貸切。心地良い茶畑の風に包まれながら、ゆったり贅沢なティータイムを過ごしませんか。
新しいカタチで静岡茶を満喫する休日

「茶の間」とは、2019年からスタートした、静岡茶を新しいスタイルで楽しむ体験型プログラム。現在、静岡各地に5ヶ所の「茶の間」があり、今回の日本平で6ヶ所目となりました。 これまでの「茶の間」と大きく違うのは、展望スペースの広さが2倍の40平米になったこと。清々しい茶畑とその向こうに見える駿河湾、最高のロケーションを眺めながら、淹れたてのお茶を味わえる幸せな空間です。
集合場所は、大パノラマが魅力の「日本平ホテル」

特にロビーからの眺望は圧巻
「全景の茶の間」は3日前までの事前予約制。予約を済ませたら、当日はJR静岡駅から無料シャトルバスで約40分の「日本平ホテル」に集合します。 標高約300mに位置するこのホテルは、一枚絵のように美しく風景を堪能できることから、「風景美術館」とも呼ばれています。目の前に広がるのは、パノラミックな大景観!なだらかな芝生広場、その先には富士山や駿河湾、三保の松原、清水の町並みまで見渡せます。

お茶セットやお茶菓子が入ったトートバック
極上のお茶を片手に、心が弾む90分間

2種類のお茶を飲み比べ
提供される茶葉は、静岡県産の2種類。その時一番おいしい品種を味わえるので、茶葉が変わる点も興味が惹かれますよね。取材日にいただいたのは、針のように細い浅蒸し茶の高級品種「さえみどり」と、一番茶葉を使用したほうじ茶。「さえみどり」は、渋みが少なく濃厚な旨味を感じる逸品。一方、一晩じっくり水出ししたほうじ茶は、さっぱりしているのにうっすら上品な甘みも感じます。 ガラスポットの中で、茶葉から成分が溶け出し、みずみずしい緑へと色を変えていく様もまたステキ!ポット片手に、会話も弾みそうです。 「茶の間」を貸し切る時間は90分。こだわりが詰まった空間で、のんびりお茶を味わったり、好きな本を読んだり。思い思いの時間を過ごしてくださいね。

自分で淹れるお茶はまた格別
お茶のお供は、富士山モチーフのクッキー

セットには、日本平ホテル特製のお茶菓子も含まれます。内容は季節により変わりますが、この期間は、富士山をモチーフにしたフォトジェニックなクッキーが楽しめます。 厳選された素材を使用し、ひとつひとつ丁寧に焼き上げられるクッキーは、見た目のかわいさだけでなく味も本格派。曇り空でも、富士山クッキーを空にかざしてみると、晴れやかな気持ちになれますよ。
最高のロケーションを楽しめる「茶の間」で一服♪
大空の下でお茶のおいしさに触れ、心癒される場所として、今度の休日は「茶の間」を訪れてみませんか?足を伸ばした先には、思わず笑顔になれる絶景体験が待っているはずです。
全景の茶の間 日本平
ゼンケイチャノマ ニホンダイラ
054ー251ー5937
公益財団法人するが企画観光局
https://chajihen.com/
料金: 1名 3000円(税込)※最大8名まで、1つの時間帯につき1グループのみ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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安藤美紀
Writer
安藤美紀

湘南を拠点に全国を旅するフリーライター。執筆した記事は1000以上。温泉の資格も複数保持。
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