この春、海をわたって旅しませんか?東京の島々をアイランドホッピング 〜三宅島・御蔵島編〜
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この春、海をわたって旅しませんか?東京の島々をアイランドホッピング 〜三宅島・御蔵島編〜

大島・新島・三宅島・御蔵島は、伊豆半島の南東に位置する東京の島々。大自然の宝庫で、思わず写真に撮りたくなる景色が広がります。グルメやアート、温泉、トレッキングなど島によって楽しみ方もさまざま。せっかく旅に出るなら島から島へとハシゴして、それぞれの魅力を発見してみませんか?  新島・大島編では、アートな風景が広がる新島と、寄り道グルメが楽しい大島を紹介しました。今回は、大地のパワーに満たされる三宅島と、手付かずの自然が残る御蔵島をご案内。まだまだ続く、アイランドホッピングの旅を楽しみましょう。

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大島からヘリで20分。地球の息吹を感じる三宅島へ

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溶岩流が波で侵食されてできた奇石、メガネ岩の絶景

4つの島をめぐる旅もいよいよ後半戦。大島から、火山活動によるダイナミックな景観が魅力の三宅島へと向かいます。

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気持ちのいい空旅へ出発

利用するのは、伊豆諸島を結ぶ「東京愛らんどシャトル」のヘリコミューター。大島から飛び立てば、わずか20分で三宅島に到着します。飛行機や船、ヘリなど、目的地に合わせてさまざまな乗り物で旅できるのもアイランドホッピングの醍醐味。海や空を眺めながら、移動の過程も楽しめます。

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火山のエネルギーに満たされる、溶岩の上の遊歩道

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「火山体験遊歩道」で、自然の再生力を目の当たりに

これまでに噴火を繰り返してきた三宅島。その痕跡は、今も島のいたるところに残されています。1983(昭和58)年の噴火で溶岩の下に埋もれた旧阿古集落跡の溶岩上につくられたのが「火山体験遊歩道」。一面に広がる真っ黒な溶岩から、火山のエネルギーを感じ取ることができます。

火山体験遊歩道

かざんたいけんゆうほどう

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自然がもたらす景観美を探して島めぐり

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白い灯台が目印。パノラマの海景色にうっとり

大地のパワーを感じた後は、遮るもののない海景色を楽しみに伊豆岬へ。目印は、1909(明治42)年に建造されたランプ式の無人灯台です。ここからの眺めは抜群で、晴れた日は富士山まで望むことができるそう。夕陽や星空の美しさも格別です。

伊豆岬

いずみさき

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豊かな森に抱かれた「大路池」。カメラを片手に遊歩道を散策

次に向かったのは、透明度が高くフォトジェニックな「大路池」。約2500年前の噴火跡に湧き水などが溜まってできた、伊豆諸島最大の淡水湖です。噴火の影響を受けなかったこの池の周囲には古くからの原生林が残っており、遊歩道も整備されています。

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「大路池」周辺はバードウォッチングの名所

バードアイランドとも呼ばれ、野鳥が多く生息する三宅島。鳥の声に耳を傾けながらのんびりおさんぽしてみましょう。

大路池

たいろいけ

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テラス席が気持ちいい、海の前のカフェでひと休み

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晴れた日はテラス席でランチ。人気のサンドイッチ(1200円)はテイクアウト可能

歩けば歩くほど、地球規模の雄大さに圧倒される三宅島。ひと休みしたくなったら、2019年にオープンした海を一望できるカフェ「Terrace cafe Restaurant GIZMO」へどうぞ。島の食材を使ったイタリアンや、断面が美しい日替わりサンドイッチを味わえます。11~3月の間は、運が良ければテラス席からクジラのブロー(潮吹き)を見ることができるかもしれません。

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店内の窓からも海を見渡せる

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Terrace cafe Restaurant GIZMO

テラスカフェレストランギズモ

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東京の秘境・御蔵島で、心も体もリフレッシュ

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清らかな水が豊富に湧き出る森。思いっ切り深呼吸して

島旅のラストを飾るのは、人と動植物が共存する水と緑の秘境、御蔵島。手付かずの自然が最大の魅力で、島を歩けば五感が研ぎ澄まされていくのを感じます。

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野生のイルカと出会える御蔵島

三宅島からは大型客船で最短50分、ヘリならわずか10分。御蔵島の周辺には野生のイルカが150頭ほど生息していて、集落の海に面した場所や桟橋からイルカを見られることもあります。一緒に泳ぐドルフィンスイムも体験できますよ。

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1日かけてゆったりのんびり、島の名所を探索

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緑の中の神社からパワーをもらって

御蔵島に到着したら、まずは「稲根神社」を参拝しましょう。島の総氏神で、御祭神は伊太氐和気命(いたてわけのみこと)。山深くに佇む本殿はガイドによる案内が必要ですが、港に近い拝殿は気軽に訪れることができます。

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静謐な雰囲気をたたえる参道

稲根神社(拝殿)

いなねじんじゃはいでん

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ガイドに案内してもらい、間近で巨木を見学

島内には、スダジイやイヌマキ、ツゲなどの巨木の森が点在しています。中でも“南郷の大ジイ”として知られるスダジイの木は、幹回りが14m以上。樹齢数百年を数えるものもあるそうです。 御蔵島の山は、一部を除いてほとんどのコースでガイドの同行が必要。詳細は、御蔵島観光協会のHPで確認しましょう。

御蔵島の大ジイ

みくらじまのおおジイ

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04994-8-2121
御蔵島村役場

clock-icon要ガイドコース(所要時間3時間)
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海を見晴らすスローな空間で、とっておきのおみやげ探し

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ここでしか買えないオリジナルのアイテムが並ぶ

島の自然を満喫した後は、海を見晴らす高台のショップ&カフェ「ふくまる商店」へ。店主夫妻がデザインしたTシャツや雑貨、おみやげ用のお菓子などはすべてオリジナル。ジェラートや水出しコーヒーのほか、カレー、パスタなどの軽食も用意されています。

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水面から顔を出したイルカの背中に箸を置いて

店内には御蔵島の海やイルカをモチーフにしたアイテムがズラリ。イルカ型の箸置き(550円)は、島の高級木材ツゲで作られているんだそう。自分だけのとっておきのおみやげを探しましょう。

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ふくまる商店

ふくまるしょうてん

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島の地魚を活かしたおいしいごはんを召し上がれ

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旬の地魚を数種類使った「刺身定食」(1300円)

島へ訪れたら、やっぱり食べたいのは地魚料理。「美美庵」では、カレーなどの定番メニューに加え、水揚げによって内容が変わる刺身定食や地魚フライ定食を味わえます。

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地面に描かれたイルカが店へとナビゲート

夏季は、島の天草からつくったトコロテンも楽しみ。アットホームな雰囲気の中、とびきりの島グルメをいただきましょう。

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まだまだ隠れた魅力がいっぱい。この春は東京の島々へ

4つの島のアイランドホッピング、いかがでしたか? まだまだ隠れた魅力があふれる東京の島々。この春、ぜひ足を運んでみてくださいね。

「新島・大島編」はこちら

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東京宝島

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東京の島々は、すばらしい自然景観や特産品、文化などの「宝物」にあふれています。東京宝島事業は、これらの「宝物」を再発見し、磨き上げ広く発信していくことで、東京の11島のブランド化をめざす取組です。東京宝島の詳細は公式HPにてご確認ください。

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