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2020.05.17
ニュージーランドの最大都市・オークランド最旬スポット~スローで身体にやさしい空間や食を楽しむ旅~
日本から直行便でアクセスできるオークランドは、“エコロジー先進国”といわれるニュージーランドの最旬スポットが集まる街。環境にも、訪れる人にもやさしいスローな空間が地元っ子に人気となっています。そんなオークランドの癒しの最旬スポットをご紹介します。
古い街並みに雰囲気のいい店が集まるポンソンビー

どこか素朴で懐かしさが感じられるポンソンビーの街並み
オークランドで今、おしゃれな地元っ子が注目しているのが、ダウンタウンに近いポンソンビー。ヨーロッパの小さな町を思わせる通りにオーガニック・カフェや、環境にやさしく丁寧な暮らしを提案するグッズを扱う店が並びます。古い建物を改装したオープンカフェも多く、散策の合間にふらりと立ち寄ってみたくなります。
オープンエア空間が心地いい「ポンソンビー・セントラル」

都会のまん中にあるカフェでも自然光と緑がいっぱいの空間で過ごせる
こぢんまりとした店が多いポンソンビーで唯一、レストランやショップが集まる商業施設がエリアの中心的存在でもある「Ponsonby Central(ポンソンビー・セントラル)」。 館内には自然光がふんだんに差し込み、オープンエアの雰囲気を楽しめます。

気に入った店を見つけて立ち寄って。好きなクリームを選び自分で注入するドーナツが人気
カフェ、イタリアン、アルゼンチンスタイルのグリル料理、エスニック料理など、国際色豊かな街・オークランドならではの店が並びますが、肉、野菜、チーズなどは地元産の食材を使っているのが特徴。ニュージーランドワイン、オーガニック素材の洋服や小物を扱う店は、お土産探しにオススメです。
Ponsonby Central
ポンソンビー・セントラル
好みのものを自分で詰めるのが楽しい「グッド・フォア」

店内300種類以上のアイテムがすべて量り売り。必要な量を購入できる
最近は日本でも少しずつでも増えてきた、食料品の量り売り。市場や専門店で買い物をするように、ほしいものを必要な量だけ計って買うシステムは、ニュージーランドをはじめとした海外では当たり前のように取り入れられています。 無駄が出ないだけでなく、パッケージにする必要がないためゴミの少量化にもつながるのだとか。

パン、クッキー作りに必要な材料がワンセットになったボトルも
ニュージーランドでしか採れないマヌカハニーや、キヌア、ワイルドライスなどのヘルシーフードまで、300種類以上を量り売りで買えるのが「GoodFor Wholefoods Refillery(グッド・フォア ホールフーズ・リフィラリー)」。 扱う商品はほとんどがオーガニック。ちょっとだけ試してみたいスパイスやシリアルも、必要な量だけ買うことができます。「あまりにも種類が多くて、選びきれない!」という人には、パン、クッキー、ローフードのシリアル「ミューズリー」を作れる材料がリユースできるボトルに入ったものがオススメ。ボトルはできあがりの保存用に使えます。
GoodFor Wholefoods Refillery
グッド・フォア ホールフーズ・リフィラリー
世界中のフェアトレード商品が集まる「トレード・エイド」

発展途上の国々から集められた商品を購入することがサポートに繋がる店
「trade aid(トレード・エイド)」はアジアやアフリカ、南米など世界各地の発展途上国の人々が作ったハンドメイドの伝統工芸品を扱うセレクトショップ。 ニュージーランド全土に20店舗以上を展開し、利益は途上国で暮らす人々の生活向上に役立てられているのだそう。 エスニックテイストのものが多く、色鮮やかな布製品、個性的なハンドメイドジュエリーのほか、大小さまざまなカゴバッグに目移りすること間違いなし!
trade aid
トレード・エイド
ヘルシー志向の女性が集まる「リトルバード・キッチン」

レシピブックがベストセラーを記録するオーナーは、ニュージーランドを代表する料理家
健康意識が高い地元女性に大人気なのが、オーガニック食材で作るヴィーガン料理を味わえる「Little Bird Kitchen(リトルバード・キッチン)」です。 オーナーのミーガン・メイさんは自分自身が体調を悪くしたことがきっかけで、オーガニック食材を使うようになり、動物性たんぱく質を含まないヴィーガン料理や、素材にできる限り熱を加えず作るローフードのレシピを考えるようになったのだそう。 現在ではニュージーランドを代表する料理家として知られるようになり、日本の人気カフェでコラボメニューが提供されたこともあります。

カシューナッツミルクを使ったドリンクも人気
肉や魚、乳製品も使わないヴィーガン料理と聞くと味気なく思えますが、どれも鮮やかな色彩で目を楽しませてくれるうえ、食べ応えも十分。

カシューナッツのソースがかかったシイタケとアボカドのベネディクト(NZD21)
Little Bird Kitchen
リトルバード・キッチン
「オークランド・フィッシュマーケット」でシーフード三昧

地元産の魚介が並ぶフィッシュマーケットでは、好みの料理をテイクアウトして味わえる
港町のオークランドで、ぜひ味わってみたいのが新鮮な魚介料理です。市内にはシーフード・レストランがたくさんありますが「Auckland Fish Market(オークランド・フィッシュ・マーケット)」では地元の魚市場を散策し、目の前で選んだ魚介を食べられます。
フレッシュオイスターとともに、ニュージーランドならではのメニューが「ホワイトベイト」と呼ばれるシラスによく似た魚。フリッターやオムレツにするとおいしく、白身魚のように淡白でコリっとした食感も特徴です。 食事の後は港に面したハーバー通りを散策し、夜景を楽しむといいでしょう。
Auckland Fish Market
オークランド・フィッシュマーケット
****************** 国内最大の都市でありながら海や山の自然が近く、どこか素朴さを感じるオークランドの旅はいかがでしたか?街全体がとても清潔で治安がいいため、女性でも安心。 最先端のショッピングもダイニングも思いのままに楽しめますが、“エコロジー先進国”として知られるニュージーランドならではの食材やグッズもたくさん揃います。 ※NZD1(1ニュージーランドドル)=約65円(2020年5月現在)
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永田さち子 協力/ニュージーランド政府観光局・ニュージーランド航空
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