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2021.08.31
尾道で見つけた懐かしいレトロ喫茶&おしゃれなカフェ6選
坂道の町、ねこの町として知られる広島県尾道市。昭和レトロな雰囲気が今も残る尾道本通商店街周辺や、瀬戸内海に浮かぶ向島など、魅力的な街並みが人気です。今回は、佇まいから懐かしさが漂うノスタルジックな喫茶店や海沿いのおしゃれなカフェをご紹介。ぜひ行きたいお店リストに加えてくださいね。

「尾道浪漫珈琲 本店」で、自家焙煎コーヒーとワッフルの幸せ時間

ローカル過ぎず、一人でも入りやすい雰囲気
尾道を中心に8店舗展開する自家焙煎コーヒーのお店「尾道浪漫珈琲」。尾道本通商店街に建つ本店では、店頭で焙煎も行われ、コーヒーの香りが訪れる人を温かく迎えてくれます。

「プレーンワッフル」と「オリジナルブレンド」
レンガの壁や重厚感あるインテリアが彩る店内で味わえるのは、サイフォンで淹れる一杯。定番のオリジナルブレンドのほか、スペシャルティコーヒーやアイスコーヒーなど種類豊富にそろいます。お供には、外はサクッ、中はふんわり食感の焼き立てワッフルを。コーヒーの苦みとコクに、マーガリンとメープルシロップの甘じょっぱい味わいが絶妙にマッチ。フラスコの中でポコポコと響くコーヒーの音色を聞きながら、ゆっくりどうぞ。

尾道浪漫珈琲 本店
オノミチロマンコーヒーホンテン

一日中味わえるモーニングを求めて「メキシコ」へ

テーブル席とカウンター席からなる店内
レトロな赤い看板が印象的な「メキシコ」は、1955(昭和30)年の創業以来、自家焙煎コーヒーを提供する昔ながらの喫茶店です。

一日中味わえる「モーニング」550円
こちらを訪れる多くの人がオーダーするのが、一日中味わえる「モーニング」。店主・河尻輝子さんが手作りする季節のジャム、アツアツのゆで卵、サラダ、フルーツがワンプレートでサーブされ、ペーパードリップでていねいに淹れた自家焙煎コーヒーも付いています。 ほかにも、自家製のミルクセーキ、昔ながらのクリームソーダなど、懐かしい喫茶メニューも人気です。尾道本通商店街で最古参といわれる歴史を誇る名店にも、ぜひ立ち寄ってくださいね。

メキシコ

デッキからの眺望がバツグン♪ 「ONOMICHI U2」にあるカフェ「Yard Café」
海沿いの海運倉庫だった建物を改装した「ONOMICHI U2」は、ホテルをはじめ、レストランやカフェ&ベーカリー、ライフスタイルショップやサイクルショップのある複合施設です。ほっとひと息つきたいときは、瀬戸内の小規模ロースターの豆から淹れた珈琲が楽しめるカフェ「Yard Café(ヤードカフェ)」へどうぞ。瀬戸田産レモンをはじめ、瀬戸内の野菜や果物を使用したフレッシュジュースのほか、季節のスープも楽しめます。 デッキからは、美しい海はもちろん、目の前の向島を眺めることができますよ。心を落ち着かせてゆったりと過ごすのにぴったり。
Yard Café
ヤードカフェ

チョコレート工場「USHIO CHOCOLATL」のカフェへ
尾道市向島の立花海岸を望む高台にあるチョコレート工場「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」。カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造、販売までをすべて行っているそう。食品添加物を使わず、カカオ豆と砂糖で作られるナチュラルなチョコレートは絶品なうえ、おしゃれなパッケージも人気です。 店内に併設されたカフェでは、濃厚なチョコレートケーキやチョコレート系のドリンクなどが楽しめます。開放感のある店内で、瀬戸内海の絶景とおいしいチョコレートスイーツはいかが。
USHIO CHOCOLATL
ウシオチョコトラル

文学の香りが漂う古民家カフェ「帆雨亭」
尾道の古寺巡りコース「尾道七佛めぐり」の途中にある古民家カフェ「帆雨亭」は、日本家屋をリノベーションした趣のあるカフェ。店内は畳敷きのレトロな空間が広がり、窓近くの席からは、尾道の街並みや尾道水道を眺めることができます。 こちらでは、「黒糖寒天お抹茶セット(アイスクリーム添え)」やケーキセット、珈琲などのドリンクがいただけます。尾道ゆかりの文学者・志賀直哉の初版本やゆかりの文人たちの作品を所蔵した「おのみち文庫」も併設しているそう。情緒たっぷりの和カフェで心落ち着くひとときを。
帆雨亭
ハンウテイ

古き良き時代の小学校を思わせる「あくびカフェー」

実際に学校で使われていたものが店内のあちらこちらにディスプレイ
尾道本通商店街で一際存在感を放つゲストハウス「あなごのねどこ」内にある人気カフェ。元眼鏡店をリノベーションした店内は、廃材や古道具を用いて木造校舎を思わせる空間に。学級日誌風の黒板メニュー、理科の実験器具などもディスプレイされ、気分を盛り上げてくれます。

「懐かしのきび糖プリン」
こちらでぜひ味わいたいのが、喫茶メニューの代名詞といえるプリン。「お母さんのおやつ」をイメージして作られていて、ガラスの器、アルミのソーサーからも懐かしさが漂います。広島県産のもみじたまごを使用し、なめらかな口当たりと素朴な甘さも魅力です。 ほかにも、アルマイトの器やトレイで提供される給食メニューや、かわいくデコレーションされたパフェなども登場。どのメニューを頼むか、悩んでしまいますね。

あくびカフェー
アクビカフェー
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井手口陽子 撮影:森昌史
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