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学問の神様・菅原道真を祀る「烏丸の天神さん」。京都・御所西で親しまれる「菅原院天満宮神社」

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学問の神様・菅原道真を祀る「烏丸の天神さん」。京都・御所西で親しまれる「菅原院天満宮神社」
京都御所の西側「御所西」と呼ばれるエリアに、「烏丸の天神さん」として親しまれる神社があります。「天神さん」と言えば、お祀りされるのは学問の神様として知られる菅原道真。「烏丸の天神さん」こと「菅原院天満宮神社」は、この菅原道真が生まれた場所であると伝わります。

京都御所のすぐ近くにたたずむ小さな神社

京都御所のすぐ近くにたたずむ小さな神社 道真が愛した梅の神紋が目印
「菅原院天満宮神社」は、地下鉄・丸太町駅から烏丸通を北に約5分、下立売通の少し手前に位置します。烏丸通を挟んで東側に広がるのは、自然豊かな京都御苑。春には梅や桜、秋には銀杏や紅葉と、四季折々の風景を楽しむことができます。

代々菅原家が住まいとしてきた「菅原院」

代々菅原家が住まいとしてきた「菅原院」 毎年2月頃には、境内は梅の華やかな香りに包まれる
「菅原院天満宮神社」は道真が生まれた場所と伝えられ、曾祖父・古人朝臣の時代にまでさかのぼり一族が代々住まいとしてきた場所だと言われています。
宇多天皇からあつい信頼を得ていた道真がとても賢い学者であったことはよく知られていますが、菅原家は代々エリートぞろい。曾祖父・古人朝臣は桓武天皇、祖父・清公卿は嵯峨天皇や淳和天皇、仁明天皇、そして父・是善卿は文徳天皇や清和天皇から信頼を得てそれぞれ仕えていたと言います。この邸宅は歴代受け継がれ、次第に「菅原院」と呼ばれるようになりました。
道真の遺言により、柩を引く牛が伏臥して動かなくなった場所(現在の太宰府天満宮)に墓が作られた
藤原時平によって九州・大宰府に左遷され、そのまま京に戻ることなく亡くなった道真。そんな道真を供養するため、「菅原院」には歓喜光寺が建てられます。しかし、のちに歓喜光寺は六条河原院に移転、道真とその父・是善卿、祖父・清公卿を祀る小祠が残されます。ここに社殿を建て、菅原道真公を本座とし菅原是善卿、菅原清公卿の三柱をご祭神として祀ったことが「菅原院天満宮神社」の始まりです。

今も沸き続ける道真の産湯

今も沸き続ける道真の産湯 飲むとご利益がいただけそうな「菅公御産湯の井」
境内には、道真の産湯として使われたという「菅公御産湯の井」があり、今もコンコンと井戸水が湧き続けています。ミネラル分が多く、まろやな口あたりが特徴。自由に汲んで持ち帰ることができるので、毎朝汲みに来るのが日課という地元の人も。

学問以外にもある様々なご利益

学問以外にもある様々なご利益 社殿の横に位置する梅丸大神
ほかにも、境内には、歯痛にご利益がある「戸隠大神」や、良縁・水に関する願い事にご利益があるとされる「九頭龍大神」などがあります。
なかでも、末社である「梅丸大神」は、できものやはれものなどの皮膚病や癌平癒のご利益で信仰を集めています。
病気が治ったとお礼参りに来る人も
「平癒石」は病気の平癒を願ってお参りし、石を撫でた後、自身のからだの悪いところにふれるとすっかり良くなるのだとか。

キュートな授与品の数々

キュートな授与品の数々 丑みくじ(500円)は全5色
授与品は、道真自身やゆかりの牛や梅をモチーフにしたかわいらしい品がそろいます。なかでも人気なのは、パステルカラーが愛らしい「丑みくじ」。牛のお腹の中におみくじが入っています。のんびりとした癒しの表情に、お参りするたび集めたくなります。
出世守(1000円)。裏には牛が描かれている
お仕事を頑張る人におすすめなのが「出世守」。ユニークな表情の道真が描かれているので、持ち歩いてここ一番の大事な場面で手にすれば、緊張感をほぐしてくれ、良い結果が出せそうです。

もうすぐ散策しやすい涼やかな季節がやってきます。
京都御苑の紅葉を愛でつつ、学問の神様にお参りしてみませんか。

菅原院天満宮神社(スガワラインテンマングウジンジャ)

京都府 京都府京都市上京区堀松町408 MAP

075-211-4769

6:00~17:00

無休


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文:

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