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2020.10.29
鳩サブレーの洒落っ気をお土産に♪鎌倉「豊島屋・ひみつの鳩コレクション」
鎌倉にある老舗・豊島屋の本店では鎌倉土産で人気の「鳩サブレー」のグッズ「ひみつの鳩コレクション」が注目を集めています。鳩サブレーと間違えるほどそっくりに作ったユーモラスなグッズや歴史を感じさせるネーミングは4代目店主のアイデアによるもので、すべて本店だけの限定販売。遊び心がいっぱい詰まった楽しいコレクションをご紹介します。
サブレー感いっぱいのストラップ、名前は鳩三郎
裏側には鳩三郎のネーム入り「鳩三郎」(500円)
サブレーと三郎は、言葉の響きが似ていますね。 鳩サブレーの名称は明治時代に欧州から帰国した日本人の船長が、試食の感想をフランスのサブレーに似ていると話したことに由来しています。当時豊島屋の初代店主には、聞きなれないフランス語のサブレーの響きが日本で名前に使われる三郎とも聞こえたそうです。このエピソードは代々語り継がれ、ついにめでたく三郎もネーミングに起用されました。
バッグなどのチャームにしてもちょうどいい大きさ
丸いフォルムのイメージそのままのクリップ
2色のクリップ「鳩クリップス」(700円)
このクリップで仕事がはかどるかどうかは使い方次第。 なんだか鳩サブレーが食べたくなって、お茶の時間にしたくなるかもしれませんね。
時期によっては白色のクリップほかにオレンジや青色などのバリエーションがある
品よく缶におさまるこだわりの消しゴム
この缶に入れておけば消しゴムをなくして探すこともなくなりそう「鳩けし」(1000円)
鳩サブレーの缶の色はバターが溶ける時の黄色をイメージしています。そんな本物の缶のミニチュア缶にぴったりおさまるのは、これまた鳩サブレーにそっくりの消しゴム。表面のブツブツした感じまでリアルでミニサイズのサブレーのよう。
消しゴムの中にはさらに小さな紅白のおめでたい鳩の消しゴム
どっちが本物?見比べたくなるほどそっくり
(左)表から鳩をずらすと等倍鏡、裏は3倍の拡大鏡「鳩妻鏡」(1000円)
「鳩けし」に負けず劣らずそっくりなのが「鳩妻鏡(ハトミラー)」。こちらはサイズも同じでさらにリアリティーを増し、表が雄、裏が雌のつがいで2枚の鏡が付いています。意味ありげなネーミングは、鎌倉幕府の初代から6代目までの話を綴った歴史書「吾妻鏡」の鏡つながりから。
雌の裏側はハートいっぱいのお召しバージョン、鳩だけに…
鳩の語呂にあわせた81.0枚入り
ふたを開けると鏡もついていて使いやすい「あぶらとり紙」(900円)
スタイリッシュなアルミケースに入った「あぶらとり紙」は天然麻70%の美濃和紙を使った本格派。ほんのりとしたピンク色に鳩の透かし模様が入って一枚取り出すたびに優しい気持ちになりますよ。 使い終わった後は、名刺入れにするのもおすすめです。
天然素材を用いて使い心地は抜群
ほのぼのとした空気感のプレゼント
クスッと心がなごむいでたち「黒塀の鳩兵衛」(500円)
カップの端でスヤスヤ眠る小さな鳩兵衛、スルッと落ちそうなのに熟睡です。 思わず笑みがこぼれる鳩兵衛のシリーズは、いねむり鳩兵衛やいこいの鳩兵衛などのほかにミスターH(ひみつの3種類)を加えた10種類あり、パッケージはすべて同じなので何が入っているかは開けてからのお楽しみ。
2個3個と揃えたくなるかわいさ
特別感のある鳩人パッケージ
「鳩サブレー5枚入り」(648円)
鶴岡八幡宮の本殿掲額にある「八」の文字が二羽の鳩を絵にしたような抱き合わせだったことからヒントを得て鳩の形になった鳩サブレ―。黄色のパッケージのはすっかりおなじみですが、本店ではユニークな鳩人(ハトジン)を描いたパッケージも用意されています。青空のもとで豊島屋で買物をする家族連れなどが描かれ、側面や底面の細部にまでかわいい工夫のある限定品です。
本店限定の“鳩”をお土産に
JR鎌倉駅から徒歩3分の豊島屋本店正面
明治27年の創業以来、豊島屋は大正・昭和・平成・令和と時代を越えて多くの人々に親しまれ、今では鳩グッズも人気の鎌倉土産の仲間入りになりました。ぜひお気に入りを見つけて楽しい思い出と一緒に持ち帰ってくださいね。
「豊島屋」プロデュースのお店3選」の記事はこちら
豊島屋
トシマヤ
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高橋真里 写真:小林利穂
Writer
高橋茉弓
おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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