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2021.03.19
うららかな春のおでかけに。桜並木が続く隅田川沿いをのんびり散策
隅田川沿いは、江戸時代に整備された歴史を持つお花見スポット。川沿いをゆっくりと歩きながら、両岸に咲く桜を眺めることができます。今回は、隅田川でのお花見のおともに立ち寄りたい、墨田区のおやつのお店をご紹介します。
約1キロの桜並木が両岸に続く「隅田公園」
水上バスの乗船は予約が必要なので公式サイトを要確認(「隅田公園桜まつり」は2021年度は中止)
もとは江戸幕府の八代将軍・徳川吉宗が庶民のレジャーのために整備した桜の名所。 墨田区側に約300本以上、対岸の台東区側にも500本以上ものソメイヨシノやサトザクラなどの品種の桜が植えられています。大きく開けた空、川の流れや風といった自然を感じながらお花見を楽しめますよ。 屋形船や水上バスに乗船し、隅田川から両岸を眺めることもできます。言問橋や桜橋を渡って両岸を行き来するのもOK。台東区側からは、東京スカイツリー(R)を入れた写真を撮ることもでき、東京ならではのお花見を楽しめます。
バナナを主役にしたスイーツがそろう「バナナファクトリー」
写真左から「ふわふわバナナ」(380円)、「バナナサンドイッチいちご」(450円)、「バナナサンドイッチ」(380円)
押上駅から徒歩約5分。住宅街の一角に溶け込むようにオープンする「バナナファクトリー」は、バナナを主役にしたスイーツの専門店。子どもから大人まで、地域で親しまれています。
ショーケースに並ぶ「ふわふわバナナ」は、幼いころのおやつを思い出させるバナナのオムレット。どこか懐かしい「バナナサンドイッチ」は、密度の高いバナナのもっちり食感が専門店ならでは。冬から春の限定で、いちごの甘酸っぱさも楽しめる「バナナサンドイッチいちご」も隣に並びます。ほかにも、春限定のさくらスイーツを販売する予定なので、ぜひ店頭を覗いてみて。
バナナファクトリー
素材にこだわった手作りのあんみつ「あんみつの深緑堂」
「桜あんみつ」(800円)。テイクアウトでいただける場合もある(要確認)
隅田川へと続く、閑静な桜橋通りにある「あんみつの深緑堂」は、1日50個限定のあんみつ専門店。看板メニューはもちろん「あんみつ」(単品750円)。天草から作るなめらかな寒天の上に、丁寧に炊かれたこしあんや、注文を受けてから茹でる白玉などをトッピング。黒蜜は、沖縄の異なる島で作られた黒糖をブレンドしたコクのある味わい。細部までこだわったひと品です。
3月20日(土)、21日(日)限定でメニューに登場するのが「桜あんみつ」。白いんげん豆を炊き上げたこしあんに、刻んだ桜葉を混ぜ込んだあんはこの時期ならでは。ほのかな塩気があんの甘さを引き立てます。
あんみつの深緑堂
アンミツノシンリョクドウ
ムー専門店「むうや」の季節限定フレーバー
食パン「ムー」をアレンジした食べきりサイズのパンも人気。「むぅクリーム よもぎと桜」(300円)
ミズマチにある「むうや」は、表参道の人気ベーカリー「パンとエスプレッソと」が手がける、食パンの「ムー」専門店です。バターをふんだんに使った「ムー」は、そのままでふわっと柔らかな食感と甘みを味わったり、トーストしたリッチな香ばしさも楽しめる食パン。焼き上がり時間には行列ができるのも頷けるおいしさです。
「むぅクリーム よもぎと桜」は、春限定のクリームパン。よもぎを練り込んだ生地の内側は、鮮やかな若草色。桜葉を混ぜ込んだ桜あんと、ふわふわの桜クリームが春を呼び込みます。デザートなら「桜のティラミス」もおすすめです。
むうや
手みやげやおやつにぴったりのどら焼き「いちや」
写真上「いちごどら」(324円)、写真下「抹茶クリームどら焼き」(250円)
ミズマチにある「いちや」は、曳舟で人気の甘味処の2号店。北海道産の大粒小豆豊祝をしっとりした滋賀羽二重餅で包んだ「いちやの大福」や餡をたっぷりのせた「どら焼き」が人気です。
冬から春にかけての限定「いちごどら」は、フレッシュな苺と生クリーム、なめらかなこしあんがマッチ。ふわふわやさしい弾力のどら焼きの生地が苺やあんこをやさしく受けとめます。 イートインには「いちや春パフェ」や「桜アイス最中と宇治抹茶のセット」も数量限定で登場。春ならではの和菓子メニューをじっくり味わいましょう。
いちや ミズマチ店
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朝光洋理 写真:小林利穂
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